局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

介護週間

2017-03-16 20:54:22 | 日々の生活
先週日曜は姑の掃除の手伝い、今週は実家の父母の介護週間

骨折、施設への移動、予約した日にインフルエンザなどが重なり、肝臓癌のその後の検診に長いこと行っていなかったのである。

先端医療の部門には文句はないが、その後、脚の筋肉の衰えを筋ジストロフィー疑いなんて言い出し、余分な検査入院させてかえって、母の筋力衰えさせた神経内科には不信がつのったし、あまりにも頻繁なCT検査などにも被曝の心配もあったわけです。

過ぎたるは及ばざるがごとし…て感じでした。

しかし、その後先端医療からは何度か連絡もあり、まぁたまには行ってみようかと大学病院を訪れた。

先端医療のところでは、主治医はかわっていた。
経緯説明のさい、母も私もかなり言いたかったことは言ったし、新しい主治医も真摯に聞いてくれた模様だったし、この日の検査と母の所見を見て、癌の再発は多分ないんじゃないかな…とのこと。
足腰衰えたのは、そりゃあ年なりだよねー、と言うことで、今までここの病院で感じていた「無理矢理病気を見つける感じ」がなかったので安心。

終わって近くの中華でランチして父の待つ施設へ



お土産に買ったコンビニスイーツ、両親はそれぞれ食べてみたいから三分の一ずつに切れと言う

めんどくさいけど、まだこういう欲とか好奇心があるってことは良いことだと思う。

父は私が行くとご機嫌で頭もはっきりするんだけど、母と二人だと、我が儘も出るし、まだらにボケる発言もかなり出て、それがかなり母のストレスになっているみたい。

そこが今、私と弟の「どーしたもんかいな」って懸案なんだけど…

ねーちゃん、この本読んでみろよ。じーさんとシンクロしてるところもあるんだよなー

と渡された本



介護つき有料ホームで読むと、かなりキマス。(もちろん気取られないようにカバーつき)

この作家は医師で、訪問診療などの経験もおありらしく、かなり現実的で、ある意味参考になった。

主人公のこうぞうじいさんが、だんだんボケて行く様子が、家族の目線、自分で書く日記の文体などから表現されていて生々しい。(アルジャーノンを思い出した)

ホントにボケないためには、なるべく長生きしないことだよなぁなんて結構悲観的になりますけどね、とりあえず読み終えた。

コメント
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