コーヒーメーカーを買った。
今まで我が家のコーヒー事情というと、豆で買ってきて、電動ミルで挽いてカリタのドリッパーで落として・・・という感じであった。
しかし 忙しい朝。朝食を作りつつその一連の作業は結構大変で、昼間飲む時に豆を多めに挽いてストックしておいてそれを使ったり・・・ そうするとやはり香りが飛んじゃってせっかく豆で買う意味がなくなる。
そして時間差で出て行くオットとムスメ 二人が出て行ってゆっくり飲みたいワタシの残り分は当然冷めていて、入れ直しか温め直しなぞしなくてはならなくて。
と色々な事情を配慮すると、この豆を入れて水を入れて、マグカップ三人分のコーヒーがゆっくり淹れられ、保温もできるというこれにたどり着いたのである。
で、先日の楽天スーパーセールの時に最安値がついていたビッ〇カメラで購入
さっそく使ってみた。
取説を見ながら各々の部品を洗い、また組み立てて 水を計ってタンクに入れ、フィルターをセットして豆を投入 豆から入れるというスイッチを入れるといきなり豆が挽かれる。しばらくすると水の沸騰される音がして、何度か豆を蒸すのか蒸気が上がり、ほどなくして下のポットにコーヒーが落ちてくる。
こういうのは大学時代の化学関係の実習、蒸留だの還流だのの手順を思い出して 決して嫌いではない。ってか、あんら楽しい。
淹れ加減をリッチに合わせて濃いめに入ったコーヒーに泡立てミルクを入れたら、あら美味しい。
ピカールで買ったミニエクレアとともにお茶タイムは至福。
で、次の朝、オットに
「ねえねえ、このコーヒーメーカー、すごく美味しく入るよ! 楽しみにしててね!」と告げたワタクシ。
昨日の手順で水と豆をセットしてスイッチオン
「ちょっと音がうるさいんじゃないか」とオット 確かにいきなり豆を挽く音はびっくりするが、今までの電動ミルの音よりはマシではないか・・・
そして、順調にコーヒーは作られ、オットのカップに入れて
「ほら、おいしいでしょ。豆はマンデリンだよ、あなた好きでしょ」
「う~~ん なんか粉っぽくねえか これ」
「まったくあなたも保守的で新しいものに文句が多いわねえ」
「そういうわけじゃないけどさ・・・ ま 飲みきれないから残すよ」
と、マグカップに三分の一ほどコーヒーを残して出勤したオットを送り出した後に さあてゆっくり新聞でも飲みながらコーヒータイムを楽しもうかと自分のカップに注いで飲んで・・・
ゲッ 確かに粉っぽい・・・ ってか ジャリジャリしておる。
そして私は気づいた、ペーパーフィルターをセットし忘れた事を・・・
そりゃあ 確かに粉っぽかったであろう。
よく三分の二も飲んだもんだね、オットよ、すまない。