「おめえ 今日ひまか?」と東京出張に来ていた兄代わりAからLine
「Tと飲むんだけどよ おめえも出てこいよ」ワタシも出るところ出ればマダムと呼ばれる身 他人のおっさんにおめえと呼ばれる筋合いはないがとりあえず誘いにのった。(姑の病院にお見舞いに行ってエネルギー吸い取られたので充電のため)
「もん〇かで5時半な」あまり行った事のない東方面の地下鉄駅である。
ホームに降りて、ちょっと前に、見覚えのあるゴヤールのトートバッグを持った白髪のおっさんが歩いていた。仕事帰りのTであった。
へ~ こんなにじじいになったんだと彼らと知り合ってからの長い時間を思って少しばかりしみじみする。
向こうもワタシの事をババアになったもんだと思っているだろうが。
大企業のリーマンでそれなりに出世もしたはずなのに それなりの苦労もしたんだろうなあ。この白髪
隣で黒髪フサフサなのは能天気のA
地上に出てすぐの居酒屋。有名店らしい。4時頃からオープン。そこに入るための行列もできるんだそうだ。
4階建くらいのビルが全部そのお店で、一、二階はカウンター 三人で入ろうとしたら一階にいた店員に「上に行って」と即される。
結局四階まで行っていれていただく(ホントにいただくという感じ)
その階はグループ用のフロアの様だったが、安っぽいテーブルにもちろん相席。
手前の角に三人で座ろうとしたら、仁王立ちして口をヘノ字にしたおばちゃんに奥に詰めてと顎で指図される。
この机にむき出しのティッシュ、食器に灰皿 昭和の学生下宿のテーブル風景っぽい。注文は用紙に自分で書いて提出。追加オーダーもなかなか聞いてくれないので、自分で用紙を持ってきて書いて持って行って通してもらった。
店の名前に魚が入っているくらいだから魚の刺身、焼き魚の種類は豊富で安い。
シマアジ、マグロ、あわびの肝つきのお造りなど それぞれ新鮮で、肝つきあわびなんてすごくおいしかったけどマグロの切り方はどうしたもんか?もうちょっと薄く均一にしたほうがおいしく食べられると思うんだけどなあ。
卵焼きは作り置きで冷たいのは仕方ないが、ニシンの焼き加減は抜群、貝柱のかき揚げもおいしかった。
でもね、酒の種類が少なすぎる。ビールと日本酒(大手メーカーの)焼酎はボトルでしか頼めないらしく三人だと多すぎるから選択できず。
ワタシはビールは最初の一杯だけでいいので日本酒で冷酒と頼んだら、常温で供された。それも
「おめえ このコップ、口が切れそうだから注意しろよ」とAに言わしめるくらいの縁がザラザラしたガラスのコップで。
吟醸じゃない日本酒を常温で飲むのは癖が鼻について殆ど飲めず。
まあ下町仕様で気取りがなくて料理の味で勝負なのかもしれないが、この階に案内されるまでの下の階のおっちゃんの店員さんも仁王立ちのおばさんも、なんか不機嫌そうで怖いのである。入れてやってる風味満載。
必要以上にへりくだって接客されるのも息苦しいしお客様は神様扱いされるのも嫌なんだけど、せめて普通に接してくれないもんですかいな?
お互いに「来てくれてありがとう。」「美味しいもの出してくれてありがとう」 って言う、普通の、本当に普通の、店と客との間に敬意が自然に感じられるくらいの関係ってのがワタシは好きなんですが、この店にはそういう雰囲気はなかったなぁ。
それにお酒の種類が少ないのはホントに残念。料理によくマッチするお酒を楽しく選びながら杯を重ねていくってのが酒場の楽しみなんですけどね、ワタシは。
せっかくストレス解消しようと思ったのに不完全燃焼で帰るはめになり、この店は「リピートはないな」リストに入ったのであった。有名店らしいけどね。
「Tと飲むんだけどよ おめえも出てこいよ」ワタシも出るところ出ればマダムと呼ばれる身 他人のおっさんにおめえと呼ばれる筋合いはないがとりあえず誘いにのった。(姑の病院にお見舞いに行ってエネルギー吸い取られたので充電のため)
「もん〇かで5時半な」あまり行った事のない東方面の地下鉄駅である。
ホームに降りて、ちょっと前に、見覚えのあるゴヤールのトートバッグを持った白髪のおっさんが歩いていた。仕事帰りのTであった。
へ~ こんなにじじいになったんだと彼らと知り合ってからの長い時間を思って少しばかりしみじみする。
向こうもワタシの事をババアになったもんだと思っているだろうが。
大企業のリーマンでそれなりに出世もしたはずなのに それなりの苦労もしたんだろうなあ。この白髪
隣で黒髪フサフサなのは能天気のA
地上に出てすぐの居酒屋。有名店らしい。4時頃からオープン。そこに入るための行列もできるんだそうだ。
4階建くらいのビルが全部そのお店で、一、二階はカウンター 三人で入ろうとしたら一階にいた店員に「上に行って」と即される。
結局四階まで行っていれていただく(ホントにいただくという感じ)
その階はグループ用のフロアの様だったが、安っぽいテーブルにもちろん相席。
手前の角に三人で座ろうとしたら、仁王立ちして口をヘノ字にしたおばちゃんに奥に詰めてと顎で指図される。
この机にむき出しのティッシュ、食器に灰皿 昭和の学生下宿のテーブル風景っぽい。注文は用紙に自分で書いて提出。追加オーダーもなかなか聞いてくれないので、自分で用紙を持ってきて書いて持って行って通してもらった。
店の名前に魚が入っているくらいだから魚の刺身、焼き魚の種類は豊富で安い。
シマアジ、マグロ、あわびの肝つきのお造りなど それぞれ新鮮で、肝つきあわびなんてすごくおいしかったけどマグロの切り方はどうしたもんか?もうちょっと薄く均一にしたほうがおいしく食べられると思うんだけどなあ。
卵焼きは作り置きで冷たいのは仕方ないが、ニシンの焼き加減は抜群、貝柱のかき揚げもおいしかった。
でもね、酒の種類が少なすぎる。ビールと日本酒(大手メーカーの)焼酎はボトルでしか頼めないらしく三人だと多すぎるから選択できず。
ワタシはビールは最初の一杯だけでいいので日本酒で冷酒と頼んだら、常温で供された。それも
「おめえ このコップ、口が切れそうだから注意しろよ」とAに言わしめるくらいの縁がザラザラしたガラスのコップで。
吟醸じゃない日本酒を常温で飲むのは癖が鼻について殆ど飲めず。
まあ下町仕様で気取りがなくて料理の味で勝負なのかもしれないが、この階に案内されるまでの下の階のおっちゃんの店員さんも仁王立ちのおばさんも、なんか不機嫌そうで怖いのである。入れてやってる風味満載。
必要以上にへりくだって接客されるのも息苦しいしお客様は神様扱いされるのも嫌なんだけど、せめて普通に接してくれないもんですかいな?
お互いに「来てくれてありがとう。」「美味しいもの出してくれてありがとう」 って言う、普通の、本当に普通の、店と客との間に敬意が自然に感じられるくらいの関係ってのがワタシは好きなんですが、この店にはそういう雰囲気はなかったなぁ。
それにお酒の種類が少ないのはホントに残念。料理によくマッチするお酒を楽しく選びながら杯を重ねていくってのが酒場の楽しみなんですけどね、ワタシは。
せっかくストレス解消しようと思ったのに不完全燃焼で帰るはめになり、この店は「リピートはないな」リストに入ったのであった。有名店らしいけどね。