局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

色んな人たちと色んなものを食べた

2024-05-27 14:05:48 | 食べる
先週は色んな人と会った。

木曜日 ムスコの幼稚園母友に誘われて地元のビストロで

コロナの前から会っていなかった一人の友人の生活が突然変わった事の「愚痴」を聞かされた。
ワタシよりちょっと年上の彼女のオットさんの開業して35年たつ医院が再開発で移動を余儀なくされ、それならもうそろそろ引退の年齢なのでオットさんには知り合いの所を週何日か手伝うくらいの働き方をしてもらって、ちょっと早い老後を夫婦で過ごそうと思っていた矢先・・・
再開発ディベロッパーに自分の業績をあまりにも軽く見られたように感じて腹を立てたオットさんが 彼女になんの相談もせずに、「立ち退いてもらいたいならもっと駅から近くていい条件の物件を紹介しやがれ」みたいな啖呵を切って (人気エリアなのでまず出ないと思ったらしい)それが思いがけない好条件の物件を持ってきたので引っ込みがつかずに受けてしまって大規模引っ越しと新しい器械を購入したりで、保証金額をはるかに超えて、家賃も今までよりはるかに増えてしまい、更に大変なのは その騒ぎで先生と一緒に高齢化していたスタッフもやめてしまって40年間専業主婦だった彼女が毎日働くことになってしまったという・・・

「ワタシが前やってた時代とあまりにも変わりすぎて・・・ それにワタシも年でしょ! 色々新しいことについて行けないのよ~ それに患者さんの前であいつが怒鳴るのよ~~」
確かに40年ぶりの再就職で、しかもオットのサポート、彼女の苦労はしのばれるが・・・
「この前、局さんに会ったの3年前くらいだった? あの時より太ったでしょ? 過去最高体重よ!ストレス太りよ~ 働いたくらいじゃ痩せないわよ」

元々お嬢さん奥様で優しくて面白い彼女は 愚痴も自虐ギャグっぽくて結構深刻な話も笑いをとってくるので、今回も励ましながらも思いっきり笑ってしまった。
でも60代も後半に突入してから 直接人の役にたてる仕事につけるっていうのも良い事じゃないでしょうか?
ワタシも家族間調整係ばっかりしてないで、ちゃんと本来の仕事しようかな~ でもこれだけ物忘れやらヤラカシやらが増えた今更無理があるよな~などと考えてしまった。

しかし医療業界、特に小規模の開業周辺はホントに人手不足らしい。
この日の翌日、友人の歯科医の所にクリーニングに行ったら、受付の女性が辞めてしまったと友人が会計まで自分でしていた。








ここのフレンチは地元で何十年もやってる店で いまだに良心的価格で品数も多いんだけど そこが仇になってかイマイチ味が落ちた感覚。ステーキなぞ肉の旨味がなかった。お客さんも私たち三人以外一組だけだったのが心配である(だったら悪口言うなですが)こんなに種類多くなくてもオススメ自信作で勝負して欲しい。

金曜日 歯科医でクリーニングのあとに電車で実家に 父親の面会

熱も下がり血圧も安定していたが、やはり衰えてしまっているのは否めない。
胆のうにステントを入れる処置は関連病院から断られた。まあこの身体状態と年齢を考えればやむなしですかね・・・
本人も少し前から「俺はもう十分だから早く逝きたいよ」と言ってたんですよね。それだからというつもりはないが、処置がきっかけになって何かあったり、痛みや苦しみを余分に課すことになるのも本末転倒かもしれない。
この前はワタシの手をぎゅっと握って放さなかったのに 今回はさすったらうるさそうに払いのけられたw まったく~~

その日の夜は実家地方の同級生たちの酒宴によばれた。
静岡からも同級生♂も帰ってくるというので地元友人たちが一緒に会おうよとお店を予約してくれたのだった。

最初に5人分のおでんが ドカンと来て


この あまりの出汁の美味しさ 具(この店の手作り)のクオリティに感動。
浅草のホニャララやら銀座のホニャララよりはるかに美味しいと思った。
これで期待度アップしたが その後のライナップも裏切られず


脂の乗ったあぶりしめ鯖 ワサビで うっま~~


馬刺し三種
そのつけ醤油の甘さ加減が絶妙


マイタケと生ハムのコラボテンプラには目からうろこ 今度うちでもやってみよう


幹事のIちゃん 美味しいもん好きの彼女が「ここはホント美味しいよ 局好みだよ」と こだわりのある店主と何度もやりとりしてメニューを組んでくれたらしい。 この日は♂3人 ♀は彼女とワタシの二人


蒸し牡蠣


ムツの西京漬け 最強と言いたい美味しさ
実家地方はちょっと塩気が強すぎる所があるがちだけどここは優しい塩味
ちょっと九州っぽい味付けを感じる


燻製玉子のポテサラ



もち米つくね つくねをもち米で囲って点心風に蒸してある
〆ご飯にもおつまみにもなる逸品でした

おしまいかと思ったらまだまだあって


ピザ パリパリの皮がおいしくてお腹にたまらないのもちょうどいい。

そしてこれがメイン(かなりお腹いっぱいだったけど)


赤身ステーキ(前の日食べたのとだいぶ違う)美味しいよ~


大山鶏の手羽先唐揚げ

お酒も生ビール(サーバーの手入れが良さそうな良い泡)
各種サワー ナチュラルワイン中心のボトルの値段も良心的だし

酒メニューに載せきれないという日本酒もいいところ揃えてますなあ って感じで




冷え冷えの竹筒に入れて供してくれる。

このメンバーは親が同じ施設に入っていたり、一緒にゴルフしたり、母親同士が仲良かったりで、当然親の介護話や、「孫ができたんだよ」「何人め?」の話題もちょびっと。みんな年のわりには元気でまだ働いてる人たち。
年金はどのくらいでいつからもらう だのの話も共通項で、今更、隠し事も見栄も必要ない何十年来の友たちで(途中途切れた時期もあるが)当然話は弾み、酒も進み、「次はIちゃんのグループ展がてらまた集まろうね~」 「局もお父さんのことでこっち来る時はいつでも声かけなよ つきあうからさ」なんて言ってもらって やっぱり実家地方の友もいいな~ などと改めて思って温かい気持ちになったのであった。















コメント (4)
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