父は熱も下がって痛みもなく意識も戻ってよくしゃべるようだ。
弟が面会に行ったら「ここは何処だ?」と聞いてそのたび答えるの繰り返しだったらしい
オットは「入院すると見当識障がいが来るからな~」と言ったがそれを言うならワタシの事も??くらいの5年ほど見当識障がいですから平常運転ですね。
とにかく身体は回復したようで一安心しました。
ワタシは連休中にもう一度面会に行く予定にして・・・
昨日はこの劇場へ
夜の部
花組 トップさんと相手娘役さん 退団公演
今回も舞台友NのおかげでSS席であった。
アルカンシェルとは 「空にかかる橋」=「虹」
好きだわ~ エッフェル塔見るとワクワクする
舞台の左手にはフランス国旗 右手にはパリ市の旗がかかげられていて
このパリ市の紋章の船の下の Fluctuat nec mergitur というのがラテン語で「たゆたえど沈まず」という意味で この芝居のテーマとなってるらしい
ストーリーは
「パリは燃えているか?」撤退を決めたドイツのフランス占領軍に、ヒットラーは首都爆撃命令を下す。ナチスドイツの信仰に抵抗を続けていた人々はその時いかにしてパリの街を救ったのか。
フランスが生んだレビューの灯を消すまいと立ち上がった一人のダンサーを主人公に、パリ解放に至る過程をドラマティックに描き上げる物語
小池先生の一幕ものでオリジナル脚本は 時々ワタシとしてはムムム・・・の時もあるのですが、これは飽きずに見られた。
レビューが無いのは劇中のダンスシーンで十分補ってくれた。
それにしても この組のトップさん、特に「推し」がいないワタシですが、今までで一番カッコいいジェンヌさんだと思っていた。
顔が小さくて手足が長いのが当たり前のジェンヌの中でもこの人のスタイルの良さは突き抜けてました。男役の化粧がこれほど似合うのもね~
「はいからさんが通る」の少尉役 「ポーの一族」のアラン役 まさに二次元が出て来たみたいだった。
それに東京西部出身ってことで、偶然「子供が同じクラスで仲良しだった」とか「同じバレエスクールだった」なんて話も聞いててなんとなく身近に感じていたジェンヌさん。
歌は う~~んで音程がイマイチ安定しないでハラハラした時もあったけどダンスの巧みさは群を抜いてましたね
ミリオさんを継いでトップになった時「この人の時代だな」と思ったら就任と同時にコロナ禍は気の毒だった。
休演に次ぐ休演でしたからね。
この辺がパンデミックと戦争という違いはあるけど、災いの渦に巻き込まれながらもレビューの灯を消すまいとがんばるこの作品の主人公マルセルと通じるんですね。
と、すれば退団公演としてふさわしいのかもね。
美しい・・・
そんなことでコロナ禍中はチケットも取れなかったのでに久しぶりの花組公演だったが、お歌も上手になってたし堂々たるトップさんでした。
花組はキザるのも様になるな~
それにしても退団は惜しすぎる・・・
もう何年か続けて欲しかった。
花組公演『アルカンシェル』初日舞台映像(ロング)