萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk 夏休某日3―Side Story act.25

2014-09-10 23:05:02 | short scene talk SS
未来点景@或る夏の日3
side story第78話+XX日後@陽はまた昇る続篇その後



Short Scene Talk 夏休某日3―Side Story act.25

「あ、見て英二?葉っぱちょっと赤くなってる…(もう秋なんだな秋って言ったら)」
「ほんとだ、秋が近いね周太(笑顔×隠れデレ)(秋はいいよな周太との初めてがたくさんあった季節だし幸×デレ)」
「ん、秋の初めだね…ね、英二、今ごろって(きっと英二も憶えてるよね秋って言ったら紅葉の)」
「そうだね周太、秋の初めって言ったら俺たち初めてXXXして周太から初めてXXX誘ってくれたのも秋だよな、ね、周太?(幸デレ)」
「……(照真赤×恥)(なんてこというのこのひとまちなかでほんともう照×微怒×微幸)」
「周太からこういう話ふってくれるなんて嬉しいよ、デートでそういう気分になった?(別嬪笑顔×デレ萌)(即帰宅してXXXINかな飯どうしようかな)」
「……えいじはなれてあるいて(どういうモードなのえいじったら任務でこうふんしちゃったのかなほんとかんちがいこまるしなんなのもう照真赤)」
「え、なんで周太??離れてなんて言わないでよ一緒に歩いてよ周太ちょっと待ってよ周太(なんか周太怒ってるどうしてだろ俺変なこと言ったかなでも怒った顔も可愛い困×萌)」
「いいからあっちいって…あ、(ツン→驚×期待)(あのひとってもしかして)」
「うん?どうした周太、(どこ見てるんだろって)あ、(困惑)」
「あ、(がんばって僕さあ声かけて)あの、英二さんのお母さん…?(きっとそうだと思うんだけど)」
「はい…あら?(つい微笑)(この子って英二の)」
「お久しぶりです、周太です…(照笑顔)(ほら笑ってくれてるよかった嬉やっぱり声かけられたら嬉しいよね)」
「お久しぶり、その…元気そうね?(ツン×つい微笑)(あらこの子やっぱり可愛いわね素直に照れちゃってるあたり憎めないかも)」
「…なんで(母さんこんなときに出て来るんだよ新宿広いのに何だってこんな)」
「あら英二も一緒なのね、お久しぶり?(冷笑顔×隠れ照)(邪魔されたって目に出てるわよ英二ほんとこの子については馬鹿正直ね)」
「そうだね、(営業スマイル)(なんていうタイミングなんだよコレ困惑×凹せっかく周太とデートなのに休暇初日なのに拗×困惑)」



周太と英二@新宿街角アレコレめぐるワンシーン3です、笑

Aesculapius「Chiron15」読み直したら校了です、雅樹と葛城@青梅署警察医診察室にて。
次は短編か第78話かナンカUP予定しています。

気分転換がてら取り急ぎ、




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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚206

2014-09-10 00:30:00 | 雑談寓話
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚206

週末な夜@新宿のダイニングバー、
大晦日に知り合ったばかりの若手歯科医(遠方在住者)とサシで呑んだんだけど、

「マニュアル本しか自分では選べないくらい自分が無いだけです、周りの評価ばっかり気になるから、」

なんて御曹司クンと同じこと言ってくる歯医者クンと呑みながら改めて思った、

御曹司クンも歯医者クンも資産家&家業の跡取りで、
どっちかいうと外見良くてモテるとこ、それから周囲に責任転嫁しやすいところそっくりで、
で、「周りの評価が気になるから自分が無い」なんて自分のダメ部分=周囲の責任だ自分は被害者だよって宣言は、なおさら苦労知らずすぎて呆れた、

こいつら明日の飯どうなるだろとか本の値段で悩むとか本気で金銭=生活の心配したこと無いんだろな?

そんなこと想って違う世界で育った相手だって改めて思った、
でもイマドキはこういう甘ったれが大半なのかもしれない?そんなこと考えながら訊いてみた、

「周りの評価気になるからマニュアル本しか選べないってさ、だったらナンデ自分に本のおススメ訊くわけ?笑」

遠方在住の自分の評価なんて気にならないだろう?
だったら自分が評価する本なんて関係ないはず、そういう意味で訊いたら彼は言った、

「どっちも馬鹿だって言ったからだよ、両方からフラットに見て言える人が選ぶ本は読む価値があるって思ったから、」

馬鹿、て言葉がやたら強かった、
それくらいホントは貯めこんだ傷みと怒りがある、そういう鬱屈に笑ってやった、

「その馬鹿なお相手ちゃんがプレゼントした本は読む価値マッタク無いんだね?それくらいホントは大嫌いだから、」
「はい、大嫌いですね、」

素直に認めて笑ってくれる、その顔が初対面より少しだけスッキリしたカンジで、
これが今夜に話したいことなんだろって思ったから言ってみた、

「さっき愚痴りたいって言ってたよね、存分に吐きなよ?毒でもナンデも聴かせてもらうよ、」

遠方在住×初対面から1ヵ月程度でつきあいが浅い、
そういう方が話しやすいこともたくさんあるだろう?そんな相手はちょっと笑ってくれた、

「じゃあ遠慮なく毒づきますよ?いつも言わない分ホントは貯めこんでるからヒドイけど、平気ですか?」
「ヤバいと思ったら止めるけど、まず止めないだろね?笑」

たぶん自分がヤバいなんて想うことはまず少ない、あるとすれば話してるTPOの問題だろう?
そんなこと想いながら笑いかけたら歯医者クンは酒ひとくち飲みこんで口開いた、

「ほんとに自分でバカなことしたと思ってるんです、でも向こうのこともっと馬鹿だと思っています、こっちの都合も気持も何も考えない馬鹿だって。
あれだけ嫌いだってシグナル出しても気づけないほど無神経なバカなのか、男は誰とでも寝たら喜ぶって思いこんでるバカなのか、なにも見ていない馬鹿だ、」

言われた言葉にいちばん傷ついていることが何か解かる気がした、で、相槌代わりに言ってみた、

「男にも貞操観念あるし、嫌なヤツとセックスとか最悪に気持悪いよね?笑」
「ホント未遂でも気持ち悪かったよ?」

即答で言ってくれる眼差しが傷ひび割れてるみたいだった、
ホント気持悪くて辛かったんだろう、だから今も後悔してる彼は言った、

「泣き落としで無理矢理お願いしてきたクセに被害者顔で泣きだされて、こっちが強姦してるみたいな顔されて、どうしようもなく気持ち悪くなったよ?
何を目的であれだけ強引に誘ったのかって考えたよ、犯罪まがいのことさせて陥れるつもりかって気持ち悪くて、なにより生理的に最悪に気持ち悪かった、」

相手は未成年R18だった、だから法律では何が理由でも加害者は成人男性の彼になる。
そういう倫理は医療系従事者は厳しい、それを考えると「気持ち悪い」はホント彼に残酷だと思った、
だって彼が歯医者になったのは多分「周りの評価気になる」結果でもある、それなのに犯罪ひっぱりこまれた迂闊は憐れで言ってやった、

「ソンダケ気持ち悪い結果になること見えなかったのってさ、正直なとこボクはモテるから仕方ないって勘違いボランティア精神だろ?」
「そう言われても反論まったく出来ないな、でも本気で気持ち悪かったからもう二度としない、」

反論まったく出来ない、そう認めるほど気持ち悪かったのこそ仕方ないだろう?
そんな馬鹿男な歯科医は皮肉っぽい貌で笑った、

「ごめんなさいとか泣いてるけど本当に解って謝ってるわけじゃない、こっちを責めてるか処女ぶりっこに酔ってるかだって余計に気持ち悪くなって、
下着姿で泣いてる顔は汚く見えて気持ち悪くて、妖怪にでもとり憑かれた気持ちになって全身から気分悪くなって、すぐシャワーで何度も体中を洗ったよ、
こっちこそ強姦されたって想えて怒れて、すぐ部屋中を掃除してシーツとかも捨てたよ。関わるもの全部が気持ち悪い、思い出すもの何も見たくない、」

いわゆる妄想勘違い系orヤンデレ系な相手だったんだろう?
そんなこと彼の発言から想定しながらドッチも憐れだと思った、で、Sってやった、

「ホント馬鹿だねえ、ボク美形モテますセックスもボランティアですなんて偽善者ぶって調子こいてるから痛い目見るんだよ、ねえロリコン犯罪野郎?笑」

ま、言うてしまえば彼は今回ソウイウコトだろう?
なんてキツイお灸台詞に彼は凹みながら笑った、

「ほんと偽善者だ、でもロリコンじゃないよ?子供とセックスしたいとかホント思わないし、」

そこはホント重要ポイントだろう?
歯科医院の跡取りならいずれ経営者にもなる、そして雇用主として雇ってる人間を養っていかないといけない。
それなのにR18ロリコン犯罪=免許剥奪なんてなったら冗談にもならない、だからこそ少し楽にしてあげたくて笑ってやった、

「でも一応は勃っちゃったんだろ?マジ犯罪者キモイねえ、笑」
「あれは違うもの想像した努力なんだって、それでも完全じゃなかったし、」
「男は強姦されるんでも快感あたえられたら勃つけどさ、でもナンのイジリも無しだろ?よく想像だけで勃ったねえ、あんたも妄想野郎だね、笑」
「ああほんと妄想野郎かも、なんの反論も出来ないし言われて納得するの今ちょっと気持イイし、笑顔」

なんて会話で笑って、で、それから現実の話をした、

「あのさ、事実無根だってシラ切る方法もあるけどホント拙い事だからね、騒がれた時に抗弁する準備しておく方が精神衛生上も良いんじゃない?
挿れる前に止めたから中止未遂ってコトで刑は減軽か免除されるとは思うよ、でもヤろうとしたのは事実で犯罪だからさ、情状酌量の材料は揃えとけば?」

いま彼に必要なことってソレだろう?
ソレをすることで不安定な自信過剰もホントの自信になっていける、そんな意図に話してみた、

「ガキンチョサマから積極的に迫られた証拠が残ってるだろ?メールとか電子記録で残ってるだろうからさ、念のため確認しておくと良いよ。
こっちから誤解されるような文章を送ってたら裁判に不利だよ、冗談のツモリって言っても言訳にならない。お断り続けてたなら何とかなるけどさ、
成人男性と未成年の女だと対人事故るのと同じで100%男の責任になる、でもオツボネサマが怖くて逆らえなかった証拠を揃えとけば情状酌量はあるかな、」

要するに、ヤらざるを得ない状況に追い込まれたと証言できれば万が一の情状酌量はある。
それでも訴えられたダケでどうしてもダメージは大きい、そんな現実に彼は座り直した、

とてもためになるブログトーナメント

Aesculapius「Chiron14」校了しました、雅樹@検案現場にて。
第78話「灯僥4」読み直したら校了です、湯原@現場~隊舎の上官執務室。
校了したらAesculapiusの続きか短編連載の予定です。

この雑談or小説ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続けるかのバロメーターにもしてるので、笑

取り急ぎ、



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