萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk 夏休某日4―Side Story act.26

2014-09-12 22:18:00 | short scene talk SS
未来点景@或る夏の日4
side story第78話+XX日後@陽はまた昇る続篇その後



Short Scene Talk 夏休某日4―Side Story act.26

「あ、美味し…(嬉笑顔)すごく美味しいです、英二さんのお母さんもケーキお好きなんですね(共通の好きが見つかるの嬉しいな)」
「そうね、おいしいものは好きだわ(つい微笑)(ほんとケーキ好きみたいね素直に笑ってくれちゃってつい嬉しくなるわね調子狂うけど悪くないわ)」
「…んで(隠れ不機嫌)(母さんも一緒にお茶する破目になるんだよせっかく周太ひとりじめデートだったのに休暇初日なのになんだって拗×凹み)」
「ね、英二…さんもケーキ好きだよね?(笑顔)(お母さんの前で呼び捨ては申し訳ないよねでもさんづけなんかてれちゃう照)」
「うん、周太が作ったケーキ大好きだよ、周太?(満面笑顔)(嬉しい周太やっとこっち向いてくれた可愛い周太ケーキより周太のことた)」
「あら英二、あなたいつから甘いもの好きになったの?(冷笑顔×隠れ照)(ケーキなんて中学生あたりから見向きもしなくなったクセにこの子には別の貌するのねほんと素直じゃないわこの息子ひきかえこの子ほんと素直でつい可愛いなんて想っちゃうわ隠れ萌)」
「周太と食べて好きになったよ?(営業スマイル)(余計なこと言うなよ母さんほんと一言多いんだよなだから父さんも)」
「あらそう?(皮肉笑顔×隠れ大爆笑)(ふふふ英二ったらなんだか頑張ってるのねほんとこの子には良い貌していたいんだわ可愛いとこあるじゃない)」
「え…英二、さんって甘いもの苦手だったんですか?(知らなかったな英二ったら僕に合せてくれてたのかな気づかなくて悪かったな)」
「前は苦手だったけどね周太、周太がホントにうまい甘いものくれたからホント大好きになったよ?(別嬪デレ笑顔)(周太がくれるものなら俺なんでも大好きだよ周太だから大好きなんだ何よりいちばん周太の<R18略>)」
「え…(照真赤×困)(ちょっと待って英二ったらこんなお母さんの前ではずかしいでしょほんといつも困るでも幸せだけど照×恥×困×幸)」
「ふ、(つい微笑)(ほんと英二この子に弱いのねこんな貌初めて見たわ愉しくなっちゃうわ困るわ男同士なんて突っぱねたいのにこんなんだとなんだか笑)」
「なに母さん?(営業スマイル×怪訝)(母さん今ちょっと笑ったよなホント楽しそうだったやっぱ周太には弱いのかな周太ほんと年上キラーだし微嫉妬)」
「あなたもソンナ貌するんだなって物珍しかったのよ、(皮肉笑顔×隠れ嬉)(英二ちょっとムキになってるわね私がこの子と親しくなるのが妬けるんでしょほんと本音ワガママだわ嫌だけど私そっくりねお父さまが見たら喜んで笑いそうだわ)」
「そうですか?(営業スマイル)(ああほんとナンカ逆撫でするよな母さんて素直じゃないよな俺も昔はそうだったから解かるけどって解かるのが悔しいけど拗)」
「あ、(なんか二人ちょっと微妙な空気かも焦どうしよそうだ)あの、英二さんのお母さん、よかったら家に遊びにいらっしゃいませんか?いま萩が見ごろなんです(はにかみ笑顔)(お母さんもお花好きってお姉さん言ってたよねお花見ながらお茶したら和やかに英二とお話できるかも)」
「え、(驚×困惑)(ちょっと待ってよ周太せっかく休暇初日なのになんで家にまで母さん呼ぶんだよ凹×混乱×拗)」
「あら、(つい微笑×隠れ嬉)(ほんと素直ねこの子まさか家にまで誘ってくれるなんて嬉×萌でも英二かなり拗ねてるわ笑あんまり追い詰めるのもアレかしら)」



周太と英二@新宿街角アレコレめぐるワンシーン4です、笑

Aesculapius「Chiron16」加筆まだします、雅樹@青梅署にて。
第78話「灯僥5」読み直したら続きUP予定です、または短編かナンカを、笑
Favonius「少年時譚 act.39」校了しました、光一と美代の会話@Aesculapius第4章「Saturnus」act.8-9の幕裏

気分転換がてら取り急ぎ、




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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚208

2014-09-12 00:45:00 | 雑談寓話
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚208

某歯科医院御曹司の歯科医クンと新宿で呑んだ@バレンタイン間近の夜、
あれこれヤヤ困った話やら一段落したところでメール着信したら2通入っていた。

From:御曹司クン
本文:おつかれ、まだ仕事してる?
   なんか帰りに新宿駅でおまえと似てる人がホーム歩いてた、追っかけそうになった自分に泣きたい。
   幻見るほど重症っぽいんだけど、助けてとか言っても無理だよな?

それ幻じゃないし?笑
ソンナ事実に可笑しくてつい笑ったら歯医者に訊かれた、

「なんか楽しいメール?」
「笑うしかないってカンジかな、笑」

答えながら考えて、で、そのまま言ってみた、

「新宿駅で見られたみたいでね、それを幻覚症状だと思ったらしいよ?笑」

なんだか抽象的な回答だな?
そう自分で想いながら笑ったらどっちかいうと美形の歯医者は困ったカンジに笑った、

「もしかしてバイセクシャルって人?大晦日に話してくれた、」

この人が憶えていたなんて意外だなって思った、
たしかに人当り良くて一見優しげ、でも彼の優しさはアクセサリーちっくに本音じゃない。
いわゆる偽善者イケメンお坊ちゃんだってコトは大晦日も今日も会話から明白だなって思った、
でなきゃ妄想ガキンチョにヤンデレ&ストーカー恋愛されないし強姦未遂なんて阿呆なことにもなってない、

だから自分の話を憶えていたことがちょっと意外だった、で、言ってみた、

「憶えてたなんて意外だね、バイとか興味アリ?笑」

そんなワケないだろね?笑
なんてこと解かってるけど言ったら真面目に答えられた、

「興味まったく無しかって言ったら嘘だけど、自分が男とっていうのは考え難いかな?」
「だろね、笑」

ってカンジに軽く流して次のメール開いて、

From:花サン
Re4:本ありがとう、月曜に代金渡すね(顔文字笑顔)

いわゆる業務連絡的だけど、笑
これは返信した方が良いなって思って、すぐメールした、

Re5:業後のコーヒー屋でブツ取引しよっか?笑

Re6:取引に応じます、笑

なんて往還すぐ返ってきて、
そのまま携帯を閉じたら歯医者が訊いてきた、

「彼に返信、なんて返したんですか?」
「彼には返信してないよ、友達と本の取引連絡しただけ、笑」

って正直に答えて、そしたら歯医者が笑った、

「本のこと色んな人と話してるんだ?」
「だね、笑」  

なにげなく頷いてジントニックかなんかのグラス口つけて、
次は日本酒いこっかなとか考えてたらドッチかいうと美形の笑顔が言った、

「ちょっと知ったふうなこと言うけど、なんか彼があなたに恋したのって解かる気がする、」

なにが解かるんだろ?
って思ったからそのまま訊いてみた、

「どのヘンから解かるワケ?笑」
「大晦日もだけど、今も話してるカンジから解かるなって、」

応えて歯医者もグラス口つけて、で、ちょっと酔い気味な目で言った、

「話、ちゃんと聴いてくれるのが素直に嬉しくなる。まずコッチの話を受けとめてくれて、それからダメはダメってはっきり言ってくれるとこ、
そういうの真剣に聴いてくれてるんだなって嬉しいよ?同調して頷いとくほうが楽なのに考えて返してくれて、笑ってくれるから暗くならなくて、」

こいつそんなふうに見てくれてるんだ?
なんてアタリちょっと意外だった、だって上っ面営業スマイルの達人ぽいから、笑
だからそのまま言ってやった、

「へえ、あんた上っ面じゃない会話したいって思ってたんだ?笑」

ちょっと逆撫でする言い方ワザとしてみた、
もし毎度のボランティア美形ナルシスト精神だったら肚立てるだろう?
そんなお試しみたいなこと笑ってやった前、歯医者は寂しそうに笑った、

「上っ面じゃなく話せるならその方が良いよ、でもホントのこと言ったら損が多いから警戒してるだけ。だからマニュアル本とか読んでるし、」

なんかコイツも大変だなって思った、で、やっぱり似てるなって少し可笑しかった。
やっぱり御曹司クンと歯医者クンは似たとこが多い、そんなこと考えながら言ってみた、

「人間って顔がみんな違うだろ?性格も違うし考えるパターンも五感ぜんぶ違うけどね、会ったこともない誰かさんの方法論が自分に当てはまる可能性って何パーセントだと思う?笑」

いわゆる個性がある、だから言動のマニュアル化は難しい。
そんなことも解らないくらい彼はたぶん「考える」こと否定されてきたんだろう?で、驚いた顔になった、

「そっか、ほんと何パーセントになるだろ?」
「星座とか血液型のパターン分けもアテにならないらしいよね、アレも一種の統計学でマニュアル元祖ってカンジだけどホントに当るとか想う?笑」

占星術も血液型も統計から生まれたパターン分け、
そんな例えに歯医者は考える貌で言った、

「確かに当る方が少ないね、当ってる部分を見つけるってカンジで、」
「ソレくらい何千年も低いパーセントってことだろ?で、今出来のマニュアル本の信憑性はドウかって考えるなら、しょっちゅう新しいモン出てくる事で解かるよね?笑」

笑って応えながらコイツほんと経験値低いんだろなって思った、
ソレなり美形で跡取り歯医者なら恋愛も金もホントのとこで不自由したことは無いだろう、
ソレなり巧いこと楽しく人生やりながら上昇志向も強いからマニュアル本も読みたくなる、だけど「自分」で考えて動いたことが少ない。
いわゆる「頭でっかちナルシストハリボテくん」だな?そんなこと感想つい考える前で歯医者は楽しそうに笑った、

「今すごい納得した、ほんと面白い人だな、」
「よく言われるよ、笑」

なにげない返事しながら酒の銘柄一覧を見て、
どれしよっかな考えてたら歯医者が言った、

「こういうとこ彼も好きなんだろね、ホントを見せてくれて笑わせてくれるって嬉しいから、」

また御曹司クンに話戻ったな?笑

こんな会話になんだろなって考えて、歯医者もドッカ共通点を感じてるのかな思った、
家業の後継ぎ+資産家生まれ+ソレナリ外見良=いわゆる物質的不自由は無い、だけどナンダカ欠け落ちている、
それが何なのか御曹司クンについてはもう知っている、だから歯医者も似たような背景があるんだろなって思った、


びっくりした!ブログトーナメント

Aesculapius「Chiron15」雅樹@青梅署警察医診察室+第78話「灯僥5」湯原@伊達の車、どっちも読み直したら校了です。
Favonius「少年時譚39」加筆まだ倍くらいします、校了ほか終わったらAesculapiusの続き予定です。

この雑談or小説ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続けるかのバロメーターにもしてるので、笑

取り急ぎ、



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