萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk 夏休某日6―Side Story act.28

2014-09-15 22:30:00 | short scene talk SS
未来点景@或る夏の日6
side story第78話+XX日後@陽はまた昇る続篇その後



Short Scene Talk 夏休某日6―Side Story act.28

「ん…萩きれい…(笑顔×溜息)(萩の花きれいなのに英二のお母さん来てくれなかったな英二とお喋りするチャンスだったのにでも少し仲良くなれたかな)」
「周太、ため息なんてどうした?(満面笑顔)(ため息の貌も可愛いな周太なんか憂い顔ってそそられるよ周太もしかして<R18中略>だと嬉しいけど)」
「え…(あ気にさせちゃったかなため息なんて失礼だよねいくら<照>な仲でも礼儀とかいろいろ照真赤)あの、ざんねんだなって想って、」
「残念って周太、俺の夏休み初日にそんなこと言うの?(別嬪笑顔)(残念って周太うちの母さん来なかったこと残念がってるんだよな妬けるでも顔に出すもんか悔しいし)」
「あ…(照×困惑)(そうだった今日は英二せっかくのお休み初日なのに僕ったら悪いことしてる恥×照でも英二ったら責めないで)ごめんね英二?」
「どうして周太が謝るの?謝ること無いから、ね、周太?(幸せ笑顔)(抱きしめてもイイよな家の庭だし周太きっと照れるだろうけど)」
「あ、英二あのっ(照真赤)(抱きしめてくれてる照れちゃうこんなのだって庭なのにどうしよう困るでも幸せで)」
「周太、ちょっと疲れたろ?ベッドに横になろうな、(別嬪×満面笑顔)(照れてる周太かわいい抱き上げても怒られないよなこのままベッドに<R18中略>デレ笑顔)」
「え、(そんな気を遣わせちゃったんだね悪いことしちゃった僕ったら)あの英二、大丈夫だからおろして?…お茶淹れるから、ね?(笑顔)」
「お茶なら俺が淹れてあげるよ周太、風呂も支度してあげるからノンビリしてほしいな?(別嬪優しい笑顔)(風呂からしても周太きっと赦してくれるよな期待)」
「ありがとう英二、でも大丈夫だから(照×嬉)(英二ったら優しいんだから僕にこんな気を遣ってくれて申し訳ないのに嬉しいな)」



周太と英二@自宅アレコレめぐるワンシーン7です、笑

Aesculapius「Chiron17」+第78話「灯僥5・6」読み直したら校了です、
その合間に気分転換がてら会話短篇UPしてみましたけど、眠いです。
このあと雑談ぽいのUP出来たらなとは考えています、笑

取り急ぎ、




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山岳点景:萩、紅紫の風

2014-09-15 21:22:00 | 写真:山岳点景
秋草の山にて



山岳点景:萩、紅紫の風

初秋9月、丹沢も秋草が咲き始めましたけど写真は萩です。
秋の七草にあげられる花ですが山間部では8月ころから咲きだします。

写真の花は宮ヶ瀬湖畔@神奈川県にて咲いてた萩です。
紅紫色が濃やかで翡翠色の葉に映えます、雨後や朝の雫ふくんだトコ見てみたいもんです、笑



吾等待ちし 白芽子開きぬ 今谷も にほひに徃かな 越方人に 柿本朝臣人麻呂
あらまちし はぎひらきぬ いまたにも にほいにいかな をちかたひとに

僕らが待っていた萩が咲いたよ、
今あの谷にも咲いたから花の色香を匂いに往こう、
花の谷越えた彼方の人、綺麗になった君に逢いに行くよ、萩が咲いたから。

これは『万葉集』第十巻、柿本人麻呂が詠んだと伝わる歌です。
読み下しは「わがまちし あきはぎさきぬ いまだにも にほひにいかな をちかたひとに」ってカンジにも読めます。
写真に合うかな想ったので自訳と一緒に載せてみました、笑



萩は種類や時期によって濃淡があるんですけど、濃い色の萩が咲くと秋だなって感じます。
同じ秋の七草・尾花=ススキも咲いた山は紅葉も始まって、空も高くなってきました。

秋の風景♪ブログトーナメント



ってワケで出掛けたので加筆校正ほか遅れていますけど、

Aesculapius「Chiron17」加筆ほぼ終わりました、雅樹@国村家~吉村本家にて。
第78話「灯僥5・6」もうすこし読み直したら校了です、校了したら続きUPになります。
これら加筆ほか終わったら短編なにか載せる予定です、

取り急ぎ、



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雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚211

2014-09-15 00:23:06 | 雑談寓話
雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚211

午後半休だった日、
歯医者と流れで@某カフェして「また本の感想とかメールする、笑顔」なんて言われて帰宅してノンビリしていたら、

From:花サン
本文:おつかれさま、午後半休したんだってね?
   ちょっと話したかったんだけど月曜にとっときます。

なんてメールが夜に来たから電話して、

「泊ってくなら車でドッカ行く?笑」
「それ嬉しいな、だったら家にいったん帰って支度してもいい?」

ってカンジに突然だけど出掛けることが決まった金曜日、
支度すませて出掛けようとしたトコで電話が着たから、

花サン=支度出来たよor15分遅く来てね、

って連絡かな思いながらコンバースの靴ひも結びながらナニゲナク電話出たら、

「あ、出てくれたー…ほんと具合悪くないのか?」

って御曹司クンだった、笑

ホントすごいタイミングで架けて来るな?
って本音ちょっと驚いた、なんかそういう力みたいなモン持ってるんだろうか?
なんてドウでも良いこと想ってつい笑った、

「いま電話もらったことが具合悪いね、笑」
「あ、またそういうイジワル言うーほんとおまえS、拗」

ってカンジに相変わらずの返事されて、懐かしいな想った。

前は毎日みたいに夜は電話していた、でも年明けてから殆どしていない。
会って話したのも1ヶ月以上前だった、だから聞くことも久しぶりだった声が言った。

「あのさ、俺のこと嫌い?」

本音、鼓動が痛んだ。

こんなことコイツに訊かれてなんで痛いとか想うんだろう?
そんなこと自分でも解らないままコンバースの靴ひも結んで、
マフラー手に持ったまま玄関出て鍵かけたら電話の声が訊いた。

「おまえ今からどこか行くの?」
「まあね、笑」

短い返事して携帯つないだまま歩きだして、
駐車場に入っていく耳元で電話の声がまた訊いた、

「圏外のとこ?」
「だね、笑」

頷きながら「圏外」の意味つい考えた、
ホントに今から圏外になるだろう、それが御曹司クンをどこに追い込むんだろう?
そんなこと考えると勝手に電話切れなくて、イヤホンマイク繋いで運転席に乗ったら電話の声すこし笑った、

「よかった、出掛けられるくらい元気なんだ?」
「だよ?笑」

頷きながらエンジン掛けて走り始めて、
カーステレオはつけないままの車内で御曹司クンの声が尋ねた、

「もしかして田中さんと出掛けるとこ?」

こんなこと訊くなんて気になってるんだろな?
そんな相手に孤独感とか罪悪感とか見ながら応えた、

「だったらなんかマズイ?笑」
「いや、俺なんも言える権利ねーし…さ、」

なんだか寂しい声、たぶん傷ついている。
そういう相手だって解かっているけど何も言ってあげられない、だって言えば何か期待させるんだろう?
そういう期待が結局のとこ御曹司クンを縛りつけてしまっているかもしれない、そんなこと想いながらも声は懐かしかった、

今みたいに悄気た声、へこんだ声、拗ねた声、それから笑ってくれる声。

そういうの年明けてから遠くなっている、
でも今はイヤホンマイクの向こう相変わらずな声は泣きそうで、困ったみたいに沈黙している。
何を今言って良いのか解らない、それでも切れない電話に困っている、そんな貌は見えるみたいで笑ってやった、

「なんも言える権利ない相手に電話して、何したいワケ?笑」

こんな質問って意地悪だ、
だけど電話の声はちょっと拗ねて応えてくれた、

「何したいって、ホントはそんなの解かってるクセにさー拗」
「言われなきゃ解らないけど?笑」
「言わせたいのかよー言ったとこでオマエ言う通りしないクセに、拗」

なんて応答されて、相変わらずだな思いながら言ってやった、

「ごめん、あと5分しか話せないから言いたいことあるなら手短にしてくれる?笑」

こんな言い方は突き放してる、
それでも本気ならちゃんと離さないだろう、そんな解釈に御曹司クンは言った、

「明日、俺と会って?おまえの都合いい時間でいい、30分でいいから、遅くなっても待ってるから会ってくんない?」

この返事なんてしようかな?

そんなこと考えているうちに見慣れた住宅街に着いて、
もう見える窓が灯消えたから正直なまんまを言ってみた、

「今日の流れ次第で解らない、だから待ってなくていいよ?」

もう待ってくれない方がイイよ?
それしか今は解らないし言えない、そういう言葉に御曹司クンは言った、

「明日、何時でも気が向いたら連絡してよ、どこでも迎えに行くから…待っていさせて、」

待っていさせて、そんな言葉で〆て御曹司クンは電話を切った、

第45回 1年以上前に書いたブログブログトーナメント

眠いので短いですがUPします、バナー押して頂いたので、笑

Aesculapius「Chiron智者の杜16」校了です、雅樹@青梅警察署にて。
第78話「灯僥5」+「灯僥6」読み直します、そしたらAesculapiusの続きor短編連載の予定です。

この雑談or小説ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続けるかのバロメーターにもしてるので、笑

取り急ぎ、



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