五十肩

2006年10月20日 | Weblog
五十肩で治療中の主婦Mさん。

10/12から数えて、今日で3回目の治療。

初日は腕を横に開いてゆくと、90度で痛みを訴えていました。

夜間の痛みと患部に若干の熱感があることから、深部に炎症をおこしていると考えられたので、初回はハリと手技の鎮痛処置のみ。


2回目にいらしたときは、「夜間の痛みがなくなった」とおっしゃるので、積極的に関節のこわばりをとる処置に移行。

治療後145度まで肩の動きが回復しました。


3回目の今日、治療前の角度は120度。まずまず。

しかし今日は筋肉の緊張が強い。

途中経過は130度。

10度の変化が付いているので、悪い数字ではないのだけれど、前回の145度には程遠い

ウムム、げせん…

大体こんなときは無茶をした後。

よし、聞き込み捜査開始!



私「ここのところ、何かいつもと変わったことはありましたか?」

M「娘がハワイで地震にあったのよ。」

何でも33階建てのホテルに滞在中の被災だったそうで、心配でずうっと電話口にかじりついていたそうです。

幸いお嬢さんはご無事だったそうです

なるほど…

それはガチガチにもなるな。

げせた!

ならばやりようもあろうというもの!!


患部と反対の脇にミディーボールを挟んだまま、患側の腕を横に開く動きを10回×3セット。

おお~~~~~!上がった上がった!!!

角度を測ると165度

この方法は「相反抑制」という筋肉の反射を利用したコンディショニングのテクニックの一つ。

もちろん私のオリジナル。


この方法なら自宅でも出来る。

エクササイズを指導して、今日は終了。

上手くいけば次回で終了かなぁ~。

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