畑で草を引いていたら、近くの柿畑から 澄んだ高い声が聞こえてきました。
ミエエ~
あ、ヤギが来ている。
ヤギちゃんたち、2ヶ月ぶりですねえ~。 大きくなったかな?
ヤギはわたしを見つけると啼きながら近寄って来ました。 今日は、額をなでて、角にもさわらせてくれました。ちょっと迷惑そうだったけど・・・・・・・。 あまり大きくなってないんじゃないかなあ。 でも角が少し大きくなったかなあ。
あ、
ひげ。
うん、ちょっと大人っぽくなったね。 わたしの気持ちとしては、小さな子ヤギのままでいてほしいけど。 そのひげにいのこづちの種がいっぱい。 笑えます。
ヤギたちは遠くに人の姿が見えると啼くのです。 警戒しているのか、それとも飼い主を呼んでいるのか。
姿が見えなくなるとまた食べ出します。 先日の新聞に、除草と猪などの侵入を防ぐために希望者にヤギを貸し出す制度があるという記事が載っていました。 確かにずっと食べ続けているけどー
あれをちょっとつまみ、これをちょっとつまみ、といった感じの食べ方。
オシロイバナの葉なども1,2枚は食べ、イノコヅチの葉もちょっとかじり、今度はエノコログサを食べようと一生懸命首を伸ばしています。
次に柿の葉も2,3枚。
ヤギにしてみれば、いろいろな草をバランスよく取らなきゃっていうことでしょうか。
なので、
この広い柿畑を除草するのだったら何匹のヤギがいるかしら。 ここへ来ない日は別の畑の草を食べているらしいので、ヤギの食べる量より草の方がだんぜん多いと思うのです。 飼い主さんもあまり除草効果は期待してないのではないでしょうか。 だって、そこにいるだけでかわいいもの。