あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

大きなお芋

2008-10-31 01:50:02 | 植物

 今日、たまたまつけたテレビに、愛媛県の「いもたき」を取り上げていましたね。 「秘密のケンミンショー」とかなんとかいう番組です。 愛媛県民は、秋の行楽シーズンには芋たきを食べる。 そんなこと当たり前のことだと思っていたのに、あんなふうに取り上げられるとすごい珍しいことのように思えてきます。 


わたしの芋炊き記事はこちら


 芋たきの芋は里芋ですが、今日はさつまいも掘りのお話。


 栗の木陰のサツマイモのつるがいつまでたっても青々として元気なので、もう少し、もう少しと掘るのを延ばしていました。 でも、とうとう掘ることにしました。


 試しに掘ってみた一番南のやや日当たりのよいつるには、3個のほどよい芋がついていました。 傷つけないように手で掘っていきます。 さつまいもは傷つけるとすぐ腐ってしまいます。


 次のつるはー



 芋がでかい! でも1個だけ。
 次のつるはー やはり1個。 次のも、次のも、その次のも。ほとんどが1個だけ芋をつけているのです。 普通さつまいもは1本のつるに3~5個の芋をつけるものですが、いったいどうしたんでしょう。 


当然、ひとつひとつの芋は大きいです。 そして根っこが元気そう。



 芋の背中からなが~い根が。 小さなひげ根が生えているのを見たことはありますが、こんなに太い、長い根が出ているのは初めて見ました。


 結局全部掘ってこれくらいでした。 挿したつるが10本くらいですから、採れた芋は十数本ですね。



 でも、ほんとに大きいんですよ。 ほら。



 娘が「ジムソウチョウみたいな太り方したんじゃねえ。」となかなかうまい例え方をしました。( 注 ジムソウチョウはうちの犬なんですが、多産の犬にはめずらしく一人っ子。 愛情も栄養も独り占めしてぶくぶく太っています。)


 今日は小さい方の芋を半分天ぷらにして食べました。 大きい方は何回分料理できるかしら。  
 
 掘ったばかりなのでまだ水っぽいです。 これからしばらく腐らせないように置くと糖分が増えて甘くなるのです。 子どもの頃は、家の床下に「いもつぼ」と呼ばれる穴があって、そこにすくもを入れ、さつまいもを保管していました。 さつまいもは寒さに弱いので、気温が下がるとくさってくるのですが、いもつぼで冬近くまで持ちこたえた芋は、焼いてもねっとりと甘く、糖分が水飴のようにたれていました。 今では大きなさつまいも農家は加温設備のある倉庫を持っていて、冬の間も少しずつ出荷するようです。


 なんとか長持ちさせたいと思うのですがなかなかうまくいきませんでした。 でも、今年はー
家の横に加温設備のついたハウスを建てましたから、そこで保管するつもり。 おいしいさつまいもが食べられると思いますよ。 


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コメント (4)
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