まこもだけ
だんだん人気がでてきたようですね。 今年はスーパーでも売っていました。 去年よりもお求めやすくなっているみたいです。
わたしが愛読しているりんごさんのブログ。 毎日すばらしい晩ご飯と、2匹のねこちゃんと、お花と、病気のご主人を思う深い愛が綴られています。 そのブログでまこもだけの揚げ出し というのを読みました。 おいしそう~。
ネットでレシピを探してみたのですが、こういう調理のしかたはどこにもない。 珍しい食べ方です、さっそく作らなくっちゃ。
ひとつふたつ材料が足りなくても、正確な分量が分からなくても(わかっててもいい加減だから)作っちゃうのが、わたしの特技。 つまり自己流にアレンジしてそれらしきものを作るのです。 我が家の食事は○○もどきばかりですよ。
作ってみました。
1 マコモだけをすりおろします。 ジューシーでサトウキビをすり下ろしているような錯覚にとらわれました。 ちょっとなめてみるとほんのりあま~い。
2 中に混ぜるものを用意します。 海老のたたいたのにしいたけもプラス。 (単なる思いつきです。)
3 つなぎに片栗粉と卵をまぜます。
4 味付けは塩。 酒はなかったので省略。 みりんは入れませんでした。 マコモだけのもつ甘みを楽しみたかったから。
5 以上を丸めて揚げます。
6 だしを作ります。 今回は急いでいたのでめんつゆを利用。 揚げ出しにつきものの大根は・・・・今高いのでパス。 かわりに茗荷の千切りとねぎとを添えました。
さくさくのマコモをすり下ろしたら、ふわふわ、でもさくさく? なんだか不思議な食感でした。 おいしいです(きっぱり)。
後日りんごさんは海老の代わりにささみを使っていました。 くせのないマコモは何にでも合いそうですね。
もう一つの揚げ出し
里芋の揚げ出しです。
母がとてつもなく大きな、直径20センチくらいの里芋を半分くれました。 父と二人では食べきれない量だったようです。 もとの大きさを知りたかったです。 もらった芋の半分を煮たら、大人3人で食べて十分でした。
残った芋で里芋コロッケを作ろうと、ミンチ肉まで買ってきたのですがー。 なんだか肉という気分ではなかったので揚げ出しにしてみました。 これもレシピはありません。 でも、マコモと同じ要領でー
1 里芋はゆでて熱いうちにつぶします。
2 えび、きくらげ、にんじんを千切りにして薄味で煮ます。
3 それを里芋に混ぜます。 野菜を煮ただしも少々まぜるとおいしいです。 里芋にねばりがあるのでつなぎの片栗粉は入れません。
4 まるめて片栗粉をまぶします。
5 油で揚げます。
6 だしをつくります。 今回はちゃんとつくりましたよ。 えのきだけも一緒に煮ています。
ぶじこにいつも言われるのですが、わたしの料理の写真はとてもまずそうなんだそうです。 せめて写真用の器としゃれたクロスとを用意しておけと。 確かに。 まこもだけの方は端っこにねぎがついたままだし、 どちらがまこもか芋かわからないし、もう少し彩りよく作れないもんですかねえ。 ちょっとした気遣いが足りないのよね。 自分でも分かっているのですが、何しろ食べるのを急ぐものですから・・・・と言い訳
でも、おいしかったんですよ。 ふだん何を食べてもおいしいともまずいとも言わない夫が、これは何かと聞いてきて、「うまかった。」
おまけの写真
産直市場に飾られていた里芋。 大きいのが親芋で小さいのが子芋です。 里芋ってこんなふうにできるのですね。 わたしはまだ里芋掘りだけはしたことがありません。