父を病院に連れて行きました。 診察の間にちょいとどんぐり拾い。 というのは、とあるところにマテバシイの実がどっさり落ちているというのを聞いたからです。
いろいろなどんぐり。 あまりにいろいろありすぎてどれがどれなんだか~
普通どんぐりとよばれるのはこれ。 クヌギの実ですがもう遅いらしく帽子だけしか見あたりません。 誰かが拾っていったのでしょうか。
ああ、ありました。 少しだけ残っていましたね。 1枚目の写真で言うと、真ん中の大きなどんぐりです。
こちらは樫の仲間だと思うのですが、まだ青く、しっかりと枝についています。
ウバメガシもまだ。 樫の仲間は実が落ちるのが遅いのかもしれません。
これが椎の木なのかな? 小さな実がたくさんついています。 マテバシイではなさそうです。
マテバシイもすぐ近くにありました。
こんなにもいろいろなどんぐりの木がここにはあるのです。 ほとんど剪定もされないまま自然に伸びているのがうれしい。
うちのウバメガシなど、剪定にきてくれるおじさんがちんまりと枝を小さくまとめてしまいます。庭木だからやたら大きくなっても困るし、切ってもいいんですけどね、学校や公園などの木はできるだけ自然の姿をしているのが望ましいとわたしは思っています。
さて、どっさりあるというマテバシイですが、わたしは拾いませんでした。 なぜなら、実家にボール一杯あるからなんです。 すこしだけもらってきました。 大きさはというと、1枚目の写真の青い実の右斜め上がそうですね。 枝つきのもそうかな? どんぐりの仲間のうちでは大きい方です。
なんでこんなにたくさん拾ってきたかというとー
マテバシイは食べられるからです。 母は大のしいの実好き。 それで食べがいのある大きなマテバシイを集めてきたというわけです。 拾ってきたのは弟夫婦。
母が煎っていましたので食べてみました。 小さいスダジイなどの実とちがってちょっとだけ渋みがあるような気がしました。
で、拾った二人の話によると
「大の大人が、それも夫婦でせっせとどんぐりを拾うのは恥ずかしかった・・・・」
大丈夫、子どもの宿題で拾ってくる親もいるから。 とはいうものの、本当に恥ずかしいのなら少しでやめとくはずよね。 けっこう楽しんでたりして~。 わたしも同類ですけど。