東温祭りinさくらの湯 カメラがなぜか水中モードになっていて・・・・・・ 色が変です
実家の方は12日日曜日が秋祭りでした。 もう何年も前から日曜日に行われるようになっています。 さくらの湯(温泉です)でみこしの鉢合わせがあるというので母を連れて行きました。
着くと獅子舞の途中でした。
演目は「おやす」
獅子さんたちの休憩かな? 農業の営みを表す踊りです。
きつねとさるになっているのは幼児。 あどけないしぐさがとてもかわいい。 おじいさんとおばあさんは畑をたがやし種まきをします。それを荒らすきつねやさるを最後には縄でとらえてしまいます。 昔の人の収穫への願いが込められているようです。
「弓の舞」 眠っている獅子を若武者が起こし弓を引き刀を振るって退治する舞のようでした。
若武者になっているのは女の子。 りりしいはちまき姿です。 わたしが子どもの頃は神輿を担ぐのも、獅子舞をするのも男だけでした。 昔、 けっして女は参加できなかった行事に今は女の子も参加しています。 考え方の変化とともに、少子化で女の子たちも動員しなければ成り立って行かないという裏事情もあるように思います。 伝統、伝統というけれど時代と共に変わっていくのです。 女が参加して災いが起こった行事なんてあるでしょうか。
最後の演目は「ちどり」 獅子だけの舞で、激しい動きです。 子どもの頃、この獅子が高く首を掲げるととてもこわかったものです。
めちゃくちゃ写真がぶれてよいものがありません。
この中に入っているのは若い男性でした。
獅子舞に欠かせない太鼓は、中学生、高校生の男女が受け持っていました。 小さな集落で地域の子どもから年寄りまでみんなが参加して伝統が守られていることを感じました。
そして鉢合わせ
松山の六角さん、八角さんにはとうてい及びませんが・・・・・・
けんかではなくルールに則ったゲームです。
二つのみこしの担ぎ手が並んで、「もてこい、もてこい」と挑発する儀式の後、リーダーの合図で45度に傾けたみこしを一気にぶつけ合います。 そして双方が力の限り押し合います。みこしも神輿ではなく、鉢合わせ用にロープをぐるぐる巻きにしています。
一時は神輿を担ぐ人がなく、トラックに乗せて回っていた時代もありました。 それから考えると、鉢合わせができるほど参加者が増えたのは喜ばしいことです。 ただし、この鉢合わせは、あくまでも同好の志によるゲーム。
祭り自体も新たな娯楽の要素を加えて、時代と共に変化しつつ続いていくのでしょうね。
で、昼間の祭りの様子はこちらで