昨日は秋祭りでしたが、朝から大仕事をしてきましたよ。
尾籠な話で恐縮ですが、イベント会場などで見られる簡易トイレ、あれを夫がどこからか手に入れてきたのです。 そのトイレを軽四トラックから田んぼに下ろすのを手伝ってくれとー。 仕事のあるぶじこは別として、お祭り休みのぶじおくんや次女まで動員して人力で下ろそうというのです。
トイレは高さ2メートルほど、重さは100キロ以上あるそうです。 トラックの荷台に鉄製のはしごをかけその上にトイレをすべらせて下ろそうというのです。
「二人で下から支えてくれよ。」
ええ~、そんなことしたらトイレの下敷きになってしまう~
わたしと娘は、口々に
「10月17日、午前8時頃 何とか市なんとか町○○の田んぼで、同市柿畑あた夫さんが簡易トイレをトラックの荷台降ろそうとしたところ、突然倒れ、妻あたこさんと、次女あたみさんが下敷きになった。 この事故であたこさんは・・・・・・」
と、架空のニュースを言い立てたところ、作戦を変更してくれました。
トイレにロープをかけ、ロープを荷台の柱にまわして、ロープの端をわたしが持ちます。 トイレがはしごをおりていく間、傾きすぎないように引っ張っておくのです。 トイレの移動にあわせて少しずつ少しずつロープをゆるめていきます。
全体重をかけてもトイレと綱引きしたら負けるんだけどー
でも、なんとか無事に下ろすことができました。 なかなかおもしろい作業でした。
そして帰りは娘たちを車で帰し、わたし一人歩いて帰ることにしました。 美容と健康のためにね。
家まで1キロほどの道のりです。 途中で、イヌタデの群生を見つけました。 イヌタデだらけのところでは畑が赤く見えるほどですが、ここはそこまで繁殖はしていません。
これは? イヌタデじゃないのでしょうか。 タデ科の仲間だとは思いますが、花の付き方がまばらです。
花のつきかたは水引草に似ているんだけど・・・・・
そばで見ると何とも言えず愛らしい花。
もう一つタデの仲間がありました。 ヒメツルソバです。 かつては家のあったところに野生の花のように咲いていました。
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今年も産直市場に食用のオクラの花がでていましたが、そちらは花が大きく、これの3倍くらいあります。お月様が花になったようなきれいな花。
足元には薄紫の花ー
よく見てみるとそれは花ではなくきのこでした。 からすうりのつるのそばで、まるで朝顔のように見えました。
そして、どこからかただよってくるいい匂い。
なんと、うちの前の空き地に銀木犀の木があったのです。 それも道ばたに。
金木犀のようにたくさん花はつけませんが、静かで清楚なたたずまい、むせかえるような匂いではなくさわやかさを感じさせる甘い香りです。
こんなに身近にあったなんてねえ。 今まで何を見てたんでしょう。
こうして家にたどり着きました。 こんなに道草を食っていたのでは、ダイエットにはなりませんねえ。