京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




お盆の時にご先祖様の霊をお迎えする六道まいり『迎えの鐘』で有名な「六道珍皇寺」さん
『六道さん』とも呼ばれています。

『京の冬の旅』初公開・非公開文化財特別公開中です。

平安時代、弘法大師の師である慶俊僧都(きょうしゅんぞうず)さんが開いたお寺で
薬師堂には本尊薬師如来坐像(重文)がお祀りされています。

閻魔堂に安置する閻魔大王像は迫力があります。

堂内は撮影禁止ですが特別公開の地獄絵「熊野観心十界図」や
「珍皇寺参詣曼荼羅図」が見事でした。
丁寧に説明して下さり見ていても分かりやすくて面白かったです。



お庭の奥には冥界への入り口と伝わる『冥土界良いの井戸』があります。

今は竹の蓋が閉められています。
普通に写っていますが・・・
お盆の時期になると写真が黒く写る事もあるそうです

平安時代の官人、小野篁(おののたかむら)が夜ごと井戸を通って
閻魔大王に仕えたとされています。
(小野篁さんは遣隋使の小野妹子さんの子孫にあたる方)

こちらがお盆に精霊をお迎えする『迎え鐘』

鐘の姿は見えませんが紐を引いてつくことができます。

境内には小野篁さんもお祀りされています。

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『幽霊子育飴本舗』みなとやさんを後にして「六道珍皇寺」さんへ向かいます(東方向へ
この道は『松原通』(まつばらとおり)といいますが昔は”五条通”だったそうです。
ちょっと面白いお店があったので載せてみます。

ソーイングカフェ「柴洋」さんは手縫いなどのプチ洋裁をしながら
カフェも楽しめるというお店です。
用意されたキットで小物や雑貨ニット作り等ができ
ドリンク付き2300円前後で色々な企画があります。
もちろんドリンクや軽食(オーガニック料理等)だけ頂くのもOKみたいです。
雑貨等の販売もあります。

斜め前はかつて醤油問屋さんだった建物で
創作料理を頂くことができるお店「貴匠桜」さん

更に東へ歩くと洋食の名店「コリス」さんがあります。
(お料理等詳しくは姐奴さんのブログブログでご覧になれます

残念なことに2月の上旬まではお休みだそうです

さて、「六道」さんへ参ります・・・



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