平安初期より奈良の春日神社の分霊をお祀りする京都「西院春日神社」
神前の霊石は皇女の疱瘡を治したことから病気平癒の神様としてご利益があるとされています。
江戸期にも歴代天皇も健康祈願をされたという由緒ある神社
1人1人丁寧にお詣りし、「疱瘡石」(ほうそういし)と呼ばれる霊石に触れ
無病息災などを祈願します。
境内の摂社、還来(もどろき)神社は旅行安全の神として有名で
「梛石」(なぎいし)を撫でることで旅行の無事を祈るというもの
旅にも無線LANは大事!
神社周辺に残る昔ながらの京都の家並み
蔵のある家が多く周辺を歩いているとあちこちでみられます。
西院(さいいんorさい)辺りは洛中とは少し違った趣がある所で
平安初期に淳和天皇の離宮(境内の一角に淳和院の礎石があります)が
この辺りにあり御所から西方位に当たるので西院とされた説と
平安京の道祖大路(サイオオジ)があったところからサイと発音されるようになったという説があるそうです。