日本三大名湯の1つ有馬温泉。京都からは名神を通り1時間程で来られる人気の温泉地。高低差のある温泉街は古い街並みが残り名物の炭酸せんべいや佃煮屋などが軒を連ねる。温泉は褐色の金泉と無色の銀泉、それぞれ違う泉質を持つお湯が楽しめる。泉源からあふれ出した温泉が側溝を流れる風景が温泉地らしい。坂や路地、階段が多い街
有馬川にかかる太閤橋とねね橋の間にある親水公園、綺麗に整備されていました。
有馬温泉エリア内街中のお寺、温泉寺と極楽寺、念仏寺。こぢんまりとした所なのでコンパクトにまとまっています。薬師如来を祀ることから地元ではお薬師さんと呼ばれる黄檗宗のお寺「温泉禅寺」承徳元年、有馬に大きな洪水があり温泉が壊滅状態にあった際、吉野のお寺の住職が有馬の湯を再興せよと夢告を受け、建久2年に温泉寺を再興し12の坊を開いたそうで宿名などに坊の名が使われるのはこの坊の名残りということです。戦国時代に戦火で荒廃したお寺を豊臣秀吉の妻、ねねが再建します。太閤秀吉が阿弥陀堂で大茶会を開いたこともあったのだとか(阿弥陀堂は現存せず)温泉寺隣にある極楽寺は有馬温泉を大火から守る火除け観音をお祀りするお寺で秀吉の湯山御殿があった場所と伝わる。秀吉の妻ねねの別邸があった場所と伝わる念仏寺。