越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

合掌の里・白川郷の合掌屋根葺替え

2009-12-01 20:49:55 | 観光スポット紹介
【合掌の里・白川郷の合掌屋根葺替え】

『合掌の里の歳時記』へリンク

岐阜県白川村(大野郡)荻町

合掌造りは勾配の急な切妻屋根で茅葺きなのが特徴です。急な勾配の屋根が手を合わせた合掌の形に見えることから合掌造りと呼ばれるようになりました。早春3月から4月にかけ、運が良ければ茅葺きの葺き替え作業を見ることが出来ます。茅葺きの屋根の葺替えは一つの建物では30~40年に一度行われ、地域住民が一体となって行われます。荻町集落では茅葺き屋根の葺替えは「組」を単位として行われる「ユイ」で行われています。

◎結(ユイ)の人たちによる茅葺き屋根の葺替え全景


◎下から茅を上に上げています


◎屋根の下部から少しずつ上に・・・


◎しっかりと茅を積み重ねていきます


◎まだ山々に残雪が残る頃、古くなった茅を取り除く作業。


◎葺き替えの反対側はシートがかけてあります


◎取り外したネソ(「ネソ」とは合掌用語でマンサクの木のことです)
このネソは合掌造りの家にとってとても重要な役割をしています。合掌造りの特徴はクギを一本も使わないこと。クギの代わりに柱と柱を結ぶ役割をしているのがネソです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする