【マルタンヤンマ(マルタン蜻蜓)】
昆虫 : トンボ目 トンボ亜目 ヤンマ科 トビイロヤンマ属
時期 : 6~9月
大きさ : 65~81mm
分布 : 本州・四国・九州
体色は褐色でオスメスとも未成熟だと、斑紋は黄色。
成熟したオスは斑紋と複眼がコバルトブルー、成熟したメスでは斑紋が緑色になる。
成熟すると翅の褐色さが増し、特にメスでは基部に顕著である。
◎2023年7月9日 富山県にて 写真8枚
メス(♀)が水中に産卵していました・・・徐々に深い所に
オス(♂)です・・・写友さんからお借りしました
【カナブン(金蚊) 】
甲虫目 : カブトムシ亜目 コガネムシ科 ハナムグリ亜科
花期 : 6月~8月
大きさ : 23~32mm
分 布 : 本州・四国・九州
緑銅色、黄褐色、緑色、茶褐色、赤褐色、濃藍色など、色彩変異がある。
雑木林の林内や周辺で普通に見られ、都会の公園でも発生している。
日中、活発に活動し、樹液に来たり、林の周辺を飛び回る。
夜、灯火にもやってくる。自動車とぶつかって、道路で死んでいるのもよく見かける。
普通の甲虫は、後翅を広げて飛ぶためには、上翅(前翅)を立てないといけないが、カナブンやハナムグリの仲間は、上翅を立てずに後翅を広げて飛ぶことができる。
◎2023年7月27日 富山県にて 写真4枚 + 動画
上はクロカナブンです
動画です・・・カナブン
◎2022年8月1日 富山県にて 写真6枚
【2023 クロカナブン】
◎2023年7月28日 富山県にて 写真2枚 追加しました
カナブン(下)とクロカナブン(上)
◎2023年7月24日 富山県にて 写真4枚
【オオトモエ(大巴蛾)】
昆虫 : チョウ目 ヤガ科 トモエガ亜科
大きさ : (開張)90~100mm
時期 : 5~8月
場所 : 北海道・本州・四国・九州・沖縄
開張100mm程の大型のトモエガで、外縁が波状をしていて白色の横線がある。
夜、電灯に集まる。幼虫の食草はユリ科のサルトリイバラ、シオデなど。
幼虫の出現は5~9月にわたり、発生回数は年2回以上。
老熟した幼虫は粗繭を綴って蛹化する。
蛹は黒褐色。
◎2023年7月16日 富山県にて 写真3枚
【ベニスズメ(紅雀)】
蛾 : チョウ目 スズメガ科 ホウジャク亜科
時期 : 4~9月
前翅長 : 55~65mm
分布 : 北海道・本州・四国・九州・沖縄
淡赤色地に、黄褐色の筋模様が入った美しいスズメガ。後翅の付け根は黒ずんでいる。
クヌギなどの樹液に飛来する。灯火にもよく飛んでくる。
幼虫は、オオマツヨイグサ、ツキミソウ、ヤナギラン、ホウセンカ、ツリフネソウ、ミソハギなどの葉を食べる。
◎2023年7月16日 富山県にて 写真5枚
【ブルーギル(Blue gill)】
魚類 : スズキ目 サンフィッシュ科 ブルーギル属
分布 : 北海道〜沖縄県
原産地はカナダオンタリオ州、アメリカ合衆国
生息地 : 淡水魚。河川、湖沼、ため池、ダム
体高があって扁平、全体的に青っぽい黄緑色で、生後約1年は暗い色の横縞が数本入っている、これは成長するにつれて不明瞭になる。
エラ(英語でギル)の後ろ端に黒い斑紋があるのも特徴。
食性は雑食で、甲殻類や水生昆虫、水草などのほかに、小魚や魚の卵を食べることもある。
◎2023年7月16日 富山県にて 写真5枚
【2023 チョウトンボ】
◎2023年7月10日 石川県にて 写真12枚
オス(♂)
交尾中・・・右側(上側)はメス、左側(下側)はオス
メス(♀)・・・羽の光沢は黒金色(オスは青)そして後翅の先端は大きく透けています。
メスの産卵・・・水面に体を打ち付ける「出水産卵」です
【ゴイシシジミ(碁石小灰蝶)】
昆虫 : チョウ目 シジミチョウ科 アシナガシジミ亜科
分布 : 北海道・本州・四国・九州
時期 : 5~10月
前翅長 : 10~17mm
珍しさ : 普通 ★★☆☆☆ 珍しい
白色地に、黒い斑紋が散りばめられた翅を持つシジミチョウ。
翅の表面は黒色。
林縁のササ類の生える場所などで局所的に見られる。
幼虫は、純粋な肉食性で、ササコナフキツノアブラムシ、タケツノアブラムシなど、タケ、ササ類、ススキに付くアブラムシを食べて育つ。
◎2023年6月29日 富山県にて 写真7枚 追加しました
◎2020年6月29日 富山県にて 写真2枚 追加しました
◎2019年6月1日 富山県にて 写真7枚 追加しました
白いソックスをはいたようなシジミチョウ
◎2017年8月23日 富山県にて 写真4枚