「気にしない」「気にならない」というのが一番良い考え方ですなぁ。マジに。体験上。
指導と称して、学校や家庭でグチとか文句をつけているのと変わらないことを言っている人が多い。中には、暴力を振るうモノもいる。学校も家庭でもある。
こういう学校や家庭で育った人間は、うつになってしまう。教師や親は、良かれと思ってやっているけど、それは抜本的にアカン。
暴力以外に解決の方法がないと教わった子どもは、人生が・世の中が暗くなってしまう。
通信簿の成績が悪かったからといって、いちいち殴られていたらたまったもんじゃない。
ボキがその良い(悪しき)例であった。亡父は、軍人上がりで、しかもシベリア抑留体験までした人間である。徹底的に人間不信であった。戦友仲間を遠いシベリアの地で喪った体験は、今ならわかるような気がする。ともかく亡父は怖かったのである。
そして徹底的に殴られた。精神がぶったるんでいるといつも言っていた。確かにボキはぶったるんでいる見本である。やる気も本気も外面に出てこない。ひたすら、淡々として生きているだけであるからだ。
成果も目標もない。あるわけない。仕事がない。
わははははっはははっははっはははっははっはははは。
だから周囲に問題を抱えている方がおられたら、真剣に聞いてあげることも大事である。
大事であるが殴ったりしたらアカン。
そしてもっと大事なことがある。
それは、「気にしない」ことである。周囲の方々がである。特に、うつの人にはあらゆる励ましが逆効果になってしまう。ガンバレ、ガンバレはうつの人には、自己否定の言葉としか聞こえない。芝居で、演技でうつを演じているのだろうとか言っちゃいけない。かえって重症になるからだ。
周囲の人たちは、「気にしない」ことだ。むろん経過観察はしておきたい。ある一定レベルの症状を超えたら即ドクターに診てもらうしかない。だから、観察だけは怠ってはならない。
家族の間で「気にしない」「気にならない」という雰囲気を作ることも大事である。
いつも笑いの満ちた家庭でありたい。馬鹿笑いでも良し。笑いの絶えない家庭でありたい。
それをである。渋面作って、眉間に皺を寄せていたら子どもだって暗くなるではないか。
世の奥様方も、亭主に嫌味やグチ、文句ばかり言っていないことである。亭主なんかおだてれば良いだけだ。あ~たは素晴らしい、いつもさわやかに働きに行ってくださってありがとうねぇとでも言っていれば良いのである。オトコは、そういう女房ドノに弱いのである。そして一生懸命働いてくれるのである。
オトコなんて、母親からの賞讃がなければ生きていけないのである。褒められたくて頑張っているのだ。特に母親からである。それほどオトコは弱いのである。
なにかの本で読んだことがあるが、オトコは1000ccの血液を失ったら死んでしまうそうな。
オンナはそんなことはないそうである。そもそも毎月一回は血液を失っているし、丈夫なのである。戦車のようにである。
「気にしない」「気にならない」という家族の雰囲気を作っていれば、大丈夫である。
他人からどんな風に思われていても、同じである。「気にしない」「気にならない」というのが基本にあれば、強く生きていけるというもんじゃよん。
ヾ(@⌒―⌒@)ノ