よく考えてみれば、優先事項なんて確かなものではないんですなぁ。
優先事項というのがある。すべてのことにおいて、「これは重要」「これは重要ではない」という分け方である。
ビジネス世界では当然の考え方であろう。
しかし、果たしてそうだったのか。ここで過去形を使っているのは、ボキは今現在ビジネス社会に生きているわけではないからである。もっとも、これまでもビジネス社会で生きてきたわけではない。そんなことを言ったら、おこがましい。
ボキの乏しい社会体験でも、重要か重要ではないかということはあまり関心がなかった。
要するに、いつ予定を入れたかという順番が大事なのであって、どの予定を優先するかというのはまた別問題であるからだ。
よくドタキャンする人で、「ゴメン!予定が入ってしまった」という方がいるが、そりゃ違うだろう。予定が入ったのではなくて、入れたのは自分だからである。つまり、キャンセルするほど急いでいたのだろうけど、そりゃ相手に失礼である。別の予定が入ったからという言い方はしないほうが良い。そんなんだったら。それこそ友人を失ってしまう。
用事や予定というのは、「はいっちゃった」のではないのである。「入れちゃった」のである。自分がである。だから、スケジュール管理が大事なのであるが、これもまた度が過ぎるとアカン。
時間のためだけで生きているようなものであるからだ。いくらスケジュール管理をしても、人生のシナリオなんてあらかじめ決まっているのだ。いつ病気になって、いつ死ぬのかも決まっているとボキは常日頃から感じているのだ。ジタバタしたって、始まらんのだ。
冗談で、ボキの方が、私の方が早く死ぬとか言っている方がいる。佳人薄命とか美女は長生きできないというのと一緒である。美女だから早死にしてしまうからだとも言う。自分で言うかである(^_^)。
冗談でもそんなことは言わない方がよい。実現してしまったら、話にならんではないか。
ジタバタしないというのはそういうことである。そういうこと。
だから、ボキは「頼まれごと」が来たら引き受けることにしている。いつ入ったかという観点からだけで引き受けている。
後から入ったら、それはお断りしている。でないと失礼になるからだ。ゴミ出しを家人から頼まれていたら、それは以前からの「頼まれごと」である。だからやる。ただそれだけのことである。
それをである。有料の「頼まれごと」だからやる、お世話になった人だからやる、他の人ならやらないというのではいかがなものかと思っているからでもある。先に来た方を優先するだけである。
さ、今日は午前中に古文書講座を受講してくる。夜は中国語講座である。楽しみ、楽しみ。
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