ブログのアクセス数というのがあって、その推移も楽しみである。しかし、あまりそれにこだわるとよくない。学校のHPで、そのアクセス数を気にされる方も多く、一喜一憂されている学校も多い。ほほえましい限りである。中には、アクセス数を自慢される方もおられて、これまたほほえましい。
そんなことから書き始めたのは、ちょっと記事の更新を怠ると即座にアクセス数に影響があるからである。おもしろいほどである。愚生のやっているブログにもう一つあって、柔道教室の広報用である。そちらは逆にあまり更新しない。ほとんどやっていない。ま、入門されてくる方があればいいというくらいの気楽にやっていることであるから、あまりマメに更新していると、勝敗結果を出さなくてはならなくなる。それは本来の趣旨に反する。勝負だけを扱うと、いたいけな少年少女を成果主義に導くことになってしまう。それは本来の目的ではないからである。
だから、指導者として書いているのではない。勝手に応援しているというだけである。不思議なじじいが書いているというスタンスをとっているのである。
それでいいだろう、それで。
今日取り上げたいのは、動画である。学校の広報用に動画を活用して、学校の様子を知らせるのは実に効果的であったからである。情報公開として最適であった。それも授業を公開していくことである。県立銚子の先生方には本当に感謝している。先生方にご協力いただいて、どしどし授業を公開していったのだった。まだまだこの面では学校の公式HPは、発展途上であろう。
学校の広報用HPというのは、情報が多すぎてなにから見たらよいのかわかりにくい。HP内の検索ができればいいだろうと思う関係者も多いだろうが、まったく様子がわからない人間には若干の不親切を感じる。どこへどう行ったらよいかわからないからである。作っているご自分はよくわかっているのだろうけれども。
これは最近流行のパワーポイントもそうだろう。ごちゃごちゃと情報過多では、見る気がしなくなってしまう。ポイントを押さえていかなくてはならん。
昨日、Youtubeやニコニコ動画を録画できるソフトを買ってきて、茅屋のパソコンにインストールした。早速、昨日の晩から、能楽研究で有名である「表 章先生」の法政大学の時の特別講義を録画してみた。非常にいい。都合6時間くらい分割してアップしてくださているから、これから私的に繰り返しみて、ノートをとるつもりである。DVDにもしたので、大学にも持参できる。
司馬遼太郎のNHKスペシャル「空海の風景」も7回分録画できた。よかった。これもまた場所を問わず、視聴できる。
そこで、思ったのが、こういう動画サイトって、大きなデータベースであるということだ。これを活用しない手はない。ただ見ているだけではもったいない。いろいろな場所で視聴して、メモをノートにして、暗記していくことである。
どうしてこんないいことに早く気がつかなかったのだろうか。
参ったね。参った。愚生には、固定観念がある。だから新しいことにチャレンジしていこうとしないのだった。書物からだけが勉強だと思っているところがあるからである。
改めなくちゃならんですなぁ。
もっともこんなのコンピュータに詳しい方なら、だれでもやっているんだろうけど。あ、愚生の場合、ちょっと検索用語が特殊であるから、無料版のYoutubeからのダウンロードソフトでは、なかなかひっかけてくれなくて、実は困っていたのである。
しかし、法政大学もそうだけど、いろいろな学校でインターネット上に公開してくださる情報がある。実に勉強になる。ありがたいものである。本当に。
そのトップにいるのが放送大学である。愚生はここの大学院にも選科生で在籍させていただいたので、そのありがたみはよくわかっている。むろんここは仕事をしながら学ぶのである。社会人には非常にありがたい大学である。しかも、インターネットを実に効果的に使っている。試験も多くあって、単位認定試験は幕張まで出かける。筆記試験であった。けっこうハードでありましたなぁ。おもしろかったけど。
生涯学習というのは、ぼ~っとやっているだけでいいというようなものでもない。しかし、したたかな打算の上にあるものでもない。興味と関心だけである。ただし、いつも思っているのは大学やそういう学びの場でじゃまをしないことであろう。理解してくださる方々も多くはなったが、まだ不思議な生き物を見るように邪険にする方もおられるからである。理想と実践の違いであろう。なんでそんなところに行っているんだ?と直接いわれると、ひらすら笑うしかないからである。
謙虚に生きるしかないようである。