ロンドの日記

チェンバロとオルガンと16歳のにゃんこ。
音楽と美味しい毎日です。

職人館

2014-11-15 23:17:42 | 長野グルメ
佐久インターから南にかなり行きます。
ナビをセットしてもちょっと心配になります。
突如現れます。
お昼をだいぶ回った頃到着。


古民家です。


低い入り口を背を屈めて入れば、温かい空気が漂います。


テーブルには塩と藻塩


大豆の浸し豆とお茶


ほっこりしながら待っていると「お蕎麦と何か食べたい膳」の村の豆豆腐が来ました。


しっかりした豆の味と少し甘めの醤油が絶妙。
私はテーブルの藻塩でも食べてみました。甘みが引き立って美味しい。

コースの季節の一品は朝どれ野菜のサラダか無農薬野菜のリゾット。
珍しいのでリゾットをお願いしました。


びっくりしました。
素材は米や大豆、数種の野菜ですが、絶妙に美味しい。パルミジャーノチーズとオリーブオイルもちょうどいい。
素晴らしく美味しいのです。しかも量もしっかり。主人とシェアして、そばを待ちます。

私は佐久の蕎麦粉10割り。


美しく強く、美味しく。
新蕎麦の香りが高い。
少し固めの蕎麦と辛い蕎麦つゆ。
甘みが引き立ちます。



主人は挽きぐるみ十割そば。

色黒さんです。
やはり、香りも味も甘さも、野趣溢れています。

兎にも角にも、これほどの蕎麦はなかなかないでしょう。
リゾットも「ここはイタリアンか?」と思わせる力量。
2つの贅沢な味を堪能できるこのお店はすごいです。
是非、お腹を空かせて行くことをお勧めしてします。