団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団第309回定期演奏会

2011-06-01 18:15:35 | 音楽
                  
広島交響楽団第309回定期演奏会

                                         
2011年5月28日(土)


 胸がワナワナと震え、止めどなく涙が溢れ出ました。

 ベートーヴェンは、ウィーン郊外のハイリゲンシュタット付近をよく散歩していて、その情景を交響曲「田園」で表しています。小川のせせらぎ、カッコウやナイチンゲールなどの小鳥のさえずり。
 でもその時は既にベートーヴェンの耳は聞こえなくなっていたのです。
 
 ベートーヴェンは心の中のみで聞こえていた音を基に、人々に感動を与えているのです。


 他の交響曲に較べて、ベートーヴェンにしては力んだところが全くありません。
 軽い優しい旋律ですが、私の心を、強く強く揺り動かしてくれます。


 終楽章で奏でられる旋律の、あの優しさは一体何なのでしょう。
 これほどまでに、私の精神を優しく鎮めさせてくれた演奏会はありませんでした。(ブラボー!)



 妻が小学生の頃、父親が薄給のなか、最初に買ったLPが「田園」だったそうです。そして、そのたった一枚のLPを来る日も来る日もかけ続けたそうです。
 その岳父は2年前に逝ってしまいました。妻も感慨が一入だったのでしょうか、少し涙ぐんでいました。(私は止めどなく出ましたけど・・。)






 ヴァイオリン協奏曲は、私は率直に言って、ベートーベンの曲にしては退屈です。皮肉なことにカデンツァは楽しめましたけど・・。
 徳永のヴァイオリンは、私には音が良いのかどうか分かりません、私の好みの音ではないです。
 



・ベートーヴェン   ヴァイオリン協奏曲ニ長調
・ベートーヴェン   交響曲第6番ヘ長調「田園」
  
 ヴァイオリン:徳永 二男
 指揮:秋山 和慶
 広島交響楽団

・2011年5月27日、広島市中区「広島市文化交流会館」。






 2001席のホールですが、当日券は約100でした。徳永二男人気でしょうか。




 開演1時間20分前ですが、良い席を求めて行列ができていました。





 その間、私達は、館内にあるレストラン「フォーシーズン」で、




 ディナービュフェ1980円也で食事をすることに。




 川沿いにあります。




 ゆったりとしていて、快適な空間です。




 メニューは多くて、素材もよいです。




 デザートが充実しています。



 これチョコレートです。







 私が取ったのはこれだけです。元(1980円)はとれてません。でも駐車2時間無料(1200円相当)ですから、車で行く時はメリットがあります。




























コメント (2)
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