団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

「廃墟と再生」中西繁展 Ⅱ

2013-09-02 08:32:45 | 趣味

                          「廃墟と再生」中西繁展 Ⅱ

 

                                                         2013年9月1日(日)

 

 昨日の続きです。

 作者中西繁氏の作品は、デカイのが特徴です。写真どおりではありませんせんが、リアリズムです。克明に、特徴を描いています。それだけに、作者の意図がよく伝わります。悲惨な情景が暗い色調になるのは、必然を感じます。

 

 たまたま、誰もいませんでした。

 

 

 

 真っ青の空と風の流れを示す雲だけを見ると、何事もない世界ですが・・、どうしても軍艦島をイメージしてしまいます。私の軍艦島の「イメージ」は、「後は野となれ山となれ」です。

 「水蒸気爆発」とありますが、「水素爆発」ではなかったかしら・・。

 

 赤い屋根と白い壁の対比が美しさを際立たせています。

 左の方が、作者の中西繁氏です。

 50歳まで一級建築技師をしておられて、画家に転じたということです。

 高知県の観光特使でもあります。「リョーマの休日」「わざわざ行こう志国高知へ」。この駄洒落、たまりません。

 

 名刺の裏は、無料入場券となっています。

 

 「廃墟」と「再生」というテーマですが、廃墟を目の当たりにして、再生への課題を突き詰めることが必要と思いました。

 福島原発で、汚染水が大量に流出している現状でも、「収束宣言」を撤回していない政府に、課題を突き詰めるという姿勢があるのでしょうか・・。

 この展示開催に係わった、妻の友人の話によると、カンパが100万円集まったということです。

 この展示そのものは、無料でした。

 県立美術館の本館では、ゴッホの展示が行われていたのですが、私が知る限りでは、ゴッホより良かったと言う人ばかりでした。

 

 

 

コメント (2)
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