Stop the Abe
2016年7月12日(火)
私ゃ、このシナリオを描いた人は素晴らしい策者と思います。「このシナリオ」とは、都知事選挙擁立劇であります。
昨日、都知事選挙を巡り、慌ただしい動きがありました。
①石田純一氏が立候補しないことを表明しました。
私はブログにも書きましたが、この方の「立候補を検討している」という表明は、野党統一候補を立ててください、というメッセージだったと思いますので、つまるところ、そのメドが立ったということです。
②宇都宮健児氏が、野党統一候補ががまとまったら、その方と真摯に話し合うということを言いました。
このことは、政策の一致等があれば、自らは立候補を取り下げるということです。
③古賀茂明氏が、立候補の条件として、宇都宮氏と戦いたくないと言いました。
このことは、宇都宮氏と調整が付けば、自ら立候補するということです。
古賀氏が立候補すれば、有力3候補(増田氏、小池氏)の争いになるので、200万票取れば当選するでしょう。野党統一候補は勝算十分であります。
シナリオのポイントですが、古賀氏は実務経験十分です。宇都宮氏は生活弱者からの支持が見込めます。石田氏は、浮動票をかっぱらってくることが期待でします。選挙期間中、石田氏がぴったり張り付いて応援をするとその効果大と思います。
野党統一候補の擁立がなかなか決まらなかったのでありますが、土壇場で劇的に擁立劇が成立すると、そのインパクトは、小池色気子劇場に勝るのであります。
・・で、そのシナリオって、誰が書いたの?ということですが、それは、私なのであります。
ウソを言うなだって?
ウソでないことは、古賀氏の立候補演説の第一声を聞いていただければ分かります。
「Stop the Abe」なのであります。