団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

佐川氏、証人喚問へ

2018-03-15 08:06:53 | 政治

佐川氏、証人喚問へ

2018年3月15日(木)

 佐川前財務相理財局長の証人喚問が行われる見通しとなりました。

 今日15日の朝日新聞です。

 佐川氏といえば、昨年の通常国会で虚偽答弁を繰り返し行い、そのご褒美に国税庁長官に出世させてもらい、一躍有名人になったお方です。(影の声:決して尊敬を集めて有名になった訳じゃありませんですよ。)

 この3月2日の朝日新聞のスクープにより、森友文書改ざんが暴露され、また表舞台へ引っ張りだされるハメになったものです。政権与党は証人喚問に難色を示していましたが、世論及び国会の空転を考慮し応じなけれべ政権に打撃になるという打算のもとに応じたと考えるのが相当でしょう。決して、真相解明に積極的になった訳ではありますまい。

 とはいえ、野党にとっては、絶好の機会が与えられた訳でありますので、周到な準備を行い、真相究明にアタックしてもらいたいものです。この件に関しては野党6党が足並みを揃えていますので、同じ質問をすることのないよう調整が行われるものと思われます。それは結構なことでありますが、質問者によれば、自説を延々と述べる人がいたり、みずからのシナリオを認めるように迫る人がいたり、私からすれば「時間もったいない」と思うような展開があります。「言質」ですね「言質」。これを最大限引き出すような質問をして欲しいです。そして答えは「yes or no」で求めることです。

 

 この事件の根は相当深いですし、。(私の独断ですが)権力が隠し嘘をついていることは数々あります。 このような場合は、どうしても何時か綻びが出るんですね。つまりは、綻びが出るような言質を引き出して欲しいということですね。

 

 ところで、佐川氏には退職金が支払われることになります。ネットで検索すると6000万円以上と予想している方がいらっしゃいます。これ、マスコミで大きく報じられることになりますが、国民の怒りに火を付けること必定であります。文書改ざんよか、お金に係ることの方が分かり易いもんね。石原伸晃氏はかつて「最後はどうせ金目でしょ」と言いましたが、その「格言」を思い出しましたです。

 

 さて、佐川氏の証言ですが、これまた、都合の悪いことは「忘れた」「記憶にない」の一点張りになるでしょうな・・。国会が国政調査権を発動して関係者から聞き取りを行わなければ、到底真相解明にはならないでしょう、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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蛍の光 窓の雪

2018-03-15 07:35:40 | 社会

蛍の光 窓の雪

2018年3月15日(木)

 3月12日は、我が母校の卒業式でした。

 

 

 校門の前に若い先生が3人ほど立っていました。私が「15回の卒業生なんですよ」と言うと、「オッー」と返ってきました。

 私が「今は何回ですか?」と尋ねると「70回」という返答に「オッオッー」と返しました。実に半世紀以上に55年が経っているんですぞ。数々の反省をしたのであります。

 

 ところで、卒業式というと「蛍の光 窓の雪」を歌う訳でありますが、当時(今もですが)歌詞の意味を分からずに歌っていましたです。

 

 netで調べてみたんです。何と!戦争に駆り立てる歌なんであります。長くなりますが、引用しますね。

 

1)蛍の光 窓の雪
書読む月日 重ねつつ
いつしか年も すぎの戸を
開けてぞ今朝は 別れゆく

2)とまるも行くも 限りとて
互みに思う 千万の
心のはしを ひとことに
幸くとばかり 歌うなり

3)筑紫のきわみ 陸の奥
海山遠く へだつとも
その真心は へだてなく
ひとえに尽くせ 国のため

4)千島の奥も 沖縄も
八洲のうちの まもりなり
いたらん国に いさおしく
つとめよわがせ つつがなく

 

【歌詞の意味】

1)蛍の光や雪に反射して窓から差し込む月の光を使って
書物を読む日々を重ねていると
いつの間にか年月が過ぎ去っていき
今朝は杉でできた扉を開けてクラスメートと別れていく

2)ふるさとに残る者もふるさとから出るものも
今日限りでお別れということで
互いに思う何千、何万という
心の端々をたった一言
「無事で」とばかりに歌うのである

3)九州の果てであろうと東北の奥であろうと
海や山が遠く隔てたとしても
真心だけは場所に関係なく
ひたすらに力を尽くせお国のために

4)千島列島の奥も沖縄も
日本の支配下にある
日本の支配が届かない国には勇敢に
「仕事」をしてください男性のみなさん、どうぞご無事で

 

 この4番ですね。「日本の支配が届かない国には勇敢に『仕事』をしてください」。ここで「仕事」とありますが、「戦争」を意味することは間違いないでしょう。

 

 戦後民主化された教育のもとで、この歌が歌い続けられたというのは、不思議ですが、3番及び4番を切り離したということで合理化したのかなとも思います。当時3番以降の歌詞は教科書に載っていませんでしたもんね。

 複雑な気持ちになったのであります。歌詞は問題あるが、2番までとメロディは良いと思っています。それって可笑しいでしょうか・・。

 

 

 

 

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