森友文書書き換えの疑い
2018年3月4日(日)
3日付けの朝日新聞(大阪本社14版)によると、「森友文書書き換えの疑い」として(多分朝日のスクープと思われますが)一面トップで報じられています。
契約当時の内容と国会議員らに開示した内容とで違いがあると言います。本当だとしたら、明らかに犯罪であります。それどころではなく、場合によっては政権の致命傷にすらなるものです。「場合によっては」というのは、何らかの政治的力が働いていたとしたらということです。
ちょっと余談になりますが、朝日と安倍首相との間でbattleがありまして、安倍氏は朝日が森友問題で誤報をしたと主張しているのであります。「安倍晋三記念小学校」と報じたというのですが、朝日は当然反論しています。その内容については記憶していないのですが、朝日に落ち度があるとしたら、ウラを取っていなかったということであります。そういう経緯がありますので、今回の報道は、確かなウラを取ってのものと思います。その証拠に、政権側が反論していません。防戦一方であります。→こりゃ、誰が見ても、朝日の報道が間違いないと思わせます。
一体、なぜこのような事態になったのか、俄かには分かりかねますが、政権に落ち度があるとしたら、ばれないと思っていたということぐらいしか、私には思いつきません。誰かのタレコミとしたら、政権にとっては恐怖以外の何ものでもないでしょう。前川元文科省の事務次官を思い起こさせます。まぁ、確かにこれだけ好き勝手し放題している政権に対して義侠心のある官僚がいても何ら不思議はありませんですよ。
今後、誰が書き換えたのかが焦点になると思いますが、小心な官僚が独断でするとは考えられません。例えば、起案担当者が書き換えるなんてことは考えられません。これだけ大問題になっている案件でありますので、必ず上司の指示を仰ぎますわな。じゃ、課長?なことも考えられません。私が政権なら佐川前理財局長に押し付けます。佐川氏は受けると思います。毒喰わば皿までと言うではないですか。政権にとっては、これで万事円満解決というハラづもりかな・・?