団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

官庁の中の官庁

2018-03-07 06:32:56 | 政治

官庁の中の官庁

2018年3月7日(火)

 官庁の中の官庁といえば、旧大蔵省のことですが、現在の財務省にもこの評価は続いていることと思います。もちろん、優秀だということを表現した言葉であります。しかし、「優秀な」官僚がこんなにも稚拙なことをするのか?と疑問に思う訳であります。今回の、森友文書書き換えの疑いの問題でです。

 公文書の書き換えって、犯罪になることは、重々承知している訳ですから、どのようなことでバレるか分からないことを通常する訳ありませんね。これは、何らかの力が働いていたと考えるのが相当というものでしょう。

 

 麻生財務大臣は、森友の決済文書の提出を求められて、「捜査にどのような影響が出るか予見できない」という説明で拒否しています。この理屈って、私には分かりませんですね。その前振りとして、大田理財局長は「捜査に全面的に協力する」と言っています。刑事司法の世界では、黙秘権すなわち自己に不利な証言はしないことが認められています。「全面的に協力」とは、例え不利な情報でも隠し事は一切行いませんってことでしょう。国会に提出して何の不都合もありません。財務省が「予見」する必要も一切ありません。

 

 事件の全貌(政治的力が働いていたかということを含め)が明らかになるか否かは、私には分かりません。ただ少なくとも、書き換えが行われたという事実まで明らかになる蓋然性は高いと思います。

 

 その場合ですよ。麻生財務大臣の監督責任が生じ辞任に追い込まれることは必至だと思います。次に官僚の処分ですが、これって、難しいと思います。下手に厳しくするとバラされるかも知れませんからね。ということで、官僚に対する処分の内容で、政治力が働いていたか否かの色合いが分かるかも知れませんね。

 

 

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