団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

森友事件に関する毎日新聞のスクープ

2018-03-16 17:58:30 | 社会

森友事件に関する毎日新聞のスクープ

2018年3月16日(金)

 森友事件で、安倍内閣の力量が問われています。ちょっと皮肉な言い方をしましたが、「力量」とは上手く誤魔化すという意味でです。

 しかし、いよいよ安倍政権の断末魔が始まりそうであります。

 TV報道ですが、毎日新聞のスクープです。ゴミの量について、近畿財務局が業者に実際より多い見積りを出させたということなんです。森友の土地の値段はゴミが埋まっているので値引きをしたということになっておりますので、そのゴミの量が実際より多く見積もられたものであるとすると、これ、背任ということになるのでしょうか・・。

 

 近畿財務局が自分達の書類だけ改ざんしたというのならまだしも、業者に嘘を付かせたとなると、その罪は事情にもよりますが、二乗になるのじゃありませんか・・。

 

 なぜ、そこまで犯罪をしてまで値引きしなければならなかったのか?ということですが、こりゃ「何らかの圧力」が働いたということしか考えられません。この情報は、大阪地検特捜部からのものと言われていますので、解明が待たれます。

 

 ・・にしても、こうまで不祥事が続くのは、権力の腐敗と私物化というのがキーワードとなりそうです。

 

 今日のTV番組の雰囲気ですが、森友事件は、政局になった感じがします。なにかまた違う材料が出ると一機に動くことになるんじゃなかろうか、と思いますです。

 

 

 

 

 

 

 

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NHK交響楽団演奏会 中国公演

2018-03-16 17:13:38 | 音楽

NHK交響楽団演奏会 中国公演

2018年3月16日(金)

 NHK交響楽団の演奏会が呉市(我家から車で約1時間)であり、行って参りました。A席5000円と超リーズナブルです。海外の同等レヴェルのオケだと15000円はするでしょうから。

 

 やはり、一番感じたのは、瞬発力ですね。「バン」と瞬間的にダイナミックな音を出すことができます。

 

 ラフマニノフピアノ協奏曲は、メロディよりかリズムに主体があるような曲です。ピアノとオケの掛け合いが微妙にテンポをずらしている箇所があり、ちょうど私の身体の振動のサイクルと合致いたしますです。良く分からないと思いますが、自然に身体が動いてしまうってことですね。しかし、それにしても激しい曲であります。

 

 ドヴォーザークの8番はメロディアスな曲です。ラフマニノフを聴いた後は、何と凡庸な曲と感じました。率直に言って、退屈! この曲、本当によい曲かな?と思いました。

 

 アンコールはスラブ舞曲の10番でした。

 上原彩子って、チャイコフスキーコンクールの優勝者なんですね。凄い人がいるものです。ラフマニノフの最初の音が、何か遠くで鳴っているような感じがしました。ホールのせいか演奏者の奏法なのか、その双方なのかわ分かりませんが、不思議な感覚でした。

 

 今回のコンマスは、マロさんでした。

 ほぼ満席でした。

 約1500席のホールです。

 私が座った席からだです。前から2列目でした。

 

 余談でありますが、演奏会のチケットの席って、運に作用されますですね。今回は最悪でありました。

 演奏が始まって暫くすると私の直ぐ後ろの席から、「スースー」とかなり大きな音がするのに気付きました。演奏前は雑音にマスキングされて聞こえなかったんですね。ひょっとして、居眠りしているのかな?と思いましたが、止みません。気になって音楽どころではありません。それに、ひょっとして、ニンニクの匂い?これも強烈でしたよ。いやー、演奏会中に雑音を出されるのは迷惑この上ありませんが、匂いもそれ以上ですわ。耐えられませんもの。

 休憩時間に観察すると、50歳前後の男性。慎重180㎝超。体重ですが、優に100㎏はあろうかという巨漢です。下向きかげんでノッシノッシという感じで歩いています。こりゃ、たまりませんわと思い、後半は空いた席に移動いたしました。当然、前より良い席が空いている訳ありません。一階の後ろの方になりました。

 

 そうそう、私の右隣は男女のペァで、会話が自然に聞こえてきたのですが、かなりの音楽通のようでありました。このお二人も後半席を移動したようであります。そりゃそうです。あの鼻息と匂いにはたまりませんです。

 

 余談の2です。楽友に会いました。この方とは演奏終了と反省会をすることが多いのですが、体調を崩してアルコールを控えていると言います。もう4か月といいますので、気にかかりましたです。

 

 

 

 

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楽友のお別れの会

2018-03-16 07:24:46 | ともだち

楽友のお別れの会

2018年3月16日(金)

 1月2日、私の楽友が亡くなったんです。そのお別れの会へ行きました。

 

 2月25日、リーガロヤルホテル広島です。

 約200人の人が参集しました。

 ト音記号の花束が飾ってありました。

 故人の持っていたCDをお別れのお土産として並べていました。

 私はリヒテルのCDを頂いたんです。

 私の知らない曲が多かったです。

 

 

 マンドリンオーケストラの指揮者をしていたんです。

 

 私がメッセージカードとしてお供えしたのは、次のものです。

 

 

〇〇〇〇さんの想い出

 

 〇〇〇〇さんと私を結び付けてくれたのは、Beethovenでした。お互いに、Beethovenが大好きなんです。畏敬の念すら抱いています。

 

 2016年11月頃、広島交響楽団の公開練習に行った時のことです。ふとしたきっかけで声をおかけしたところ、お互いにクラシック音楽が好きなものですから、一機に意気投合いたしました。初めは、その日の練習の感想から始まったのですが、次第にBeethovenのことに移り、〇〇さんは、その幾つもの曲の一節を口ずさみながら、熱っぽく語りだしました。おそらく時間が許せば、そのまま何時間も話し込んだことと思います。

  その日の別れ際、〇〇さんが私に問いました。「Beethovenの交響曲で一番好きなのは何番ですか?」。私は「5番」と答えました。実は、このことについては、ずっと以前から私自身自問自答していて、5番か9番か随分迷っていました。人類の理想を謳いあげたのが9番です。5番は無機質に思えますが、何時何処で聴いてもその普遍性に心打たれます。その思いで5番にしたのです。私は、〇〇さんは何番だろう?と思いましたが、何故か〇〇さんは言いませんでした。

  最後に〇〇さんとお話しをしたのは、昨年の12月でした。珍しく、〇〇さんの方から「忘年会をしましょう。」というお声をかけていただきました。ただ、残念ながら同じ音楽仲間「楽友ネットワーク」のスケジュール調整が上手くいかず、新年会へ伸ばしていたのです。

  そうこうしていた折、奥さまから衝撃の電話がありました。1月2日に心筋梗塞の発作で亡くなったというのです。私も心臓病を患っている身なので、「心臓病仲間」としてお互い気を付けましょうね、と何時も言っていたのに・・ ただただ、残念で仕方がありません。

  「〇〇さん、今度は僕が〇〇さんに問います。Beethovenの交響曲で一番好きなのは何番なんですか?」。「◇◇(注 私のこと)さん、今僕はBeethovenと一緒に居るんですよ。Beethovenに僕が一番好きな交響曲について語っているところです。◇◇さんには、こちらに来たら話しますから、その時を楽しみにしていてくださいね。」とあの世から聞こえてくるようです。

 

 注 「楽友ネットワーク」は、主にネットで繋がっている全国的な音楽仲間です。〇〇さんを含め11名でした。

 

       2018年2月25日、「〇〇〇〇氏お別れの会」にて ◇◇◇◇ 

 

 

 奥様の挨拶が感動的でした。「(夫の名前)〇〇〇〇は死なない」。

 

 

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