厚化粧の男
2020年12月28日(月)
国会で嘘をまき散らしていた厚顔な人物が、どんな化粧をして出たかというと、嘘という化粧を何重にも塗りたくってお出ましになりました。
「(秘書がしたことで)私が知らないなかとはいえ・・」と宣われたのであります。
冒頭「何重にも」と書きましたが、この「知らないなかとはいえ」というのが、その「何重」であります。
26日の朝日新聞です。
安部大嘘つき権力私物化立憲主義破壊無責任独裁政権の安部前首相が、国会にお出ましになり、「説明」をしました。
疑惑は広がり深まったのであります。
例えば、2013年には費用補填について政治資金収支報告書に記載していたものが、14年以降記載しなくなった!何故か?安部氏は答えることができなかったのであります。
明細書は紛失したと言っておきながら、収支報告は訂正し金額を記載しているのであります。じゃ何で金額を確定したのか、これも安部氏は答えることができませんでした。
明細書の提出について、「営業上の秘密で・・」と言っていますが、ホテルが第三者に対して言う台詞で、安部事務所には再発行するのであります。それを国会に出せば良いだけであります。それを拒否するって、安部氏にとって都合の悪いことが書いてあるとしか考えられません。
ヤメ検弁護士が言っていることでありますが、本当に秘書が安部氏を騙したのであれば、常識的には烈火のごとく怒るハズであります。(首相在任中であれば、辞任は免れませんので。それほど重大な「嘘」であります。)片山前鳥取県知事のコメントを引用させていただくと、安部氏の「説明」は作り話ということであります。
冒頭、「厚化粧の男」と書きました。確か、松本清張の推理小説で「厚化粧の女」というのがあったような気がします。松本清張が生きていたら、小説にし、見事にその嘘を暴くでありましょうなぁ!と思いましたが、私のような素人でも分る嘘であります。「私が知らないなかとはいえ」が嘘であれば、数数の疑問が全て解けるのであります。稚拙であります。いずれ白日の下に曝け出されることでありましょう。(ハハハッ)