小池百合子 都知事候補 「政治資金」が怪しい!
2016年7月10日(日)
東京都知事選挙に立候補表明している、小池色気子氏ですが、週刊文春さまから、政治資金に関する疑惑を指摘されています。
7月7日の朝日新聞の広告です。
疑惑の内容ですが、2012年3月と同6月に政治資金パーティを開いたが収入が未記載だったというものです。
小池氏は、「既に収支報告書を修正した」と説明しています。
私ゃ、大疑問です。
一般的に、会計処理は、収支帳簿だけではなく、出納簿というのも作り、そして、定期的に、現預金と照合することをします。そうすれば、収支帳簿に記載漏れがあった場合、分かるからです。
小池氏の件は、パーティ収入の未記載があったということですので、当然現預金が収支帳簿より多いということになる訳です。収支報告を提出する際には、それぞれの帳簿をすり合わせをして同じだからOKとなる訳ですので、現金がどこかにいっちゃた、ということになる訳ですね。
これは、政治資金で支出するのは相応しくない経費を出すための裏金作りと思われても仕方ありませんね。
小池氏は、「修正した」で事を済まそうとしている訳ですが、これでは、「疑惑」2(スクエア)になるでしょう。舛添問題で第三者委員会を設置すると言っていますが、まず、自らの問題で第三者委員会を設置する方が先でしょう。
週刊文春さまは、第二、第三とやってきますので、いずれ小池氏も火の車になると予想されます。
「冒頭解散」なんて、出来もしない事を掲げるなんで、真摯な態度ではありません。仮に都知事になったら、謝罪に追い込まれるか、少なくとも弁明に窮余することになるでしょう。
自民党の東京都連が、ブラックボックスのようだと言っています。ご自身が会長代理をしている訳ですから、そうであれば改革すれば良かった訳です。そもそも、未だ自民党員であり、当然東京都連の一員である訳ですから、組織の内部の問題を外部に出すべきではありません。
「ブラックボックス」というのであれば、ご自身の会計処理こそ、ブラックボックスでしょう。
昨日9日、俳優の石田純一さんが、記者会見を行いました。「野党統一候補なら出馬する」というのですが、私は、むしろ野党に対して「野党統一候補を擁立してよ」というメッセージのように感じました。
TVで記者会見の様子を見ましたが、性格的にはとても素直で好感が持てます。小池氏のように、邪なものは感じません。
元通産官僚の古賀茂明氏も名前が出ていますが、この方が野党統一候補として一本化したら、有力な候補になると思います。私は、期待します。