水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

運がいい

2020年09月17日 | 学年だよりなど
  3学年だより「運がいい」

 「モーニング」先週号の「ドラゴン桜2」で、桜木理事長のあついエールを読んだ。
 東大受験コースに在籍する早瀬菜緒さんが、このコ―スで勉強している自分は運がいいと気づいたと言ったとき、桜木はこう語る。


~「早瀬、天野の二人に限らず、この学校の生徒はおおむね運がいい。
 みんな経済的にも 健康状態にも問題がない。
 運がいいことに気づけば、だいたいのことは上手くいく。
 さらに運気を上げるためには どうしたらいいか教えてやろうか」
「わあ、是非!」
「運が悪い人を思いやることだ」
「運が悪い人を……」「思いやる」
「世の中にはおカネに困っている人や、健康を害して困っている人が大勢いることに
 思いを寄せることだ。
 不運な人たちを助けられる力はお前たちにはまだない。
 だから今は心に思うだけでいい。心に留めて大人になったら力を貸してあげるんだ。
 運のよさを他人にも分け与える。それでまた運気は上がる。
 なんの心配もなく勉強できることに感謝しろ。
 勉強でもたらされた幸せを、社会に還元するんだ。
 謙虚な思いを深く胸に刻んでおけば、幸運は続く。
 お前たちは最強だ。東大受験で何も怖いものはない。」
            (三田紀房『ドラゴン桜2』週刊モーニング№41) ~


 そう、みなさんは運がいい。健康に恵まれ、将来を夢見ることが許されている。
 勉強していて注意されることはない。勉強ばかりしてないで家業を手伝えとか、水をくんで来いとか、おそらく言われてないはずだ。銃を持って村を守れとも。
 自分は恵まれていると思いながら物事に取り組んでいると、不思議と物事は好転していく。
 自分は恵まれていない、不運だと嘆いてばかりいると、より悪い方に進む。
 科学的に説明することはできないが、運がいいと思っている人は明るい顔をしているので、助けてくれる人、協力者が生まれやすいのではないか。
 逆に文句ばかり言っている人、ぐちぐちうるさい人の場合は、直接言わないにしても距離を置きたいと感じてしまうのが人間だ。
「運がいいことに気づけば、だいたいのことは上手くいく」のだ。
 受験会場に行って、大学の先生はもちろん、守衛さんはじめスタッフの方に爽やかに挨拶できる先輩たちは、結果を残していた。
コメント
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