折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

小さい秋、北寄りの風、曇ときどき雨。

2007年10月07日 23時49分21秒 | 秋分
           □ 金木犀(モクセイ科・モクセイ属の常緑樹)の開花。

◇ 今日は一日雨が降ったり止んだり…。
  そう強い雨ではなかったので、思いつくまま、淡々と園芸作業を進めていきました。
  北側のキンモクセイの横に、アルバ・セミプレナ(OD)を地植えしました。
  そのときに、キンモクセイにも小さい秋が来ているのを見つけました。
  咲き始めで、香りを楽しむには、もう少し日にちがかかりそうです。

     

◇ いつもの南寄りの風ではなく、どちらかというと北寄りの風。
  アメジストセージも南へ南へと揺れてなびいてました。

     

◇ ゼフィランサスも、秋の風に小刻みに、ときどきは大きく揺れていました。

          

          

◇ 今夜の午後9時の教育テレビ、N響アワーは、アンドレ・プレヴィン指揮・ピアノで
  モーツァルトの「ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491」が放映されました。
  彼の二つある短調のピアノ協奏曲の一つ、どちらも大好きです。
  人の悩み、痛さを一身に背負っているような、魂の平安をもたらしてくれる曲。
  一人静かに何度聴いたことか…。
  メロディが重たい部分が多いだけ、こちらの心がなぜか次第に浮いていきます。
  一時間、ぼんやりとして見て、聴いていました。

          
     □ セイロンライティア(キョウチクトウ科・ライティア属の非耐寒性常緑低木)


◇ 気持ちが薔薇に傾いているせいか、どうしても薔薇の開花が気になります。
  秋薔薇の蕾も少しずつ、芽生えて来ました。
  変わり映えしませんが、いつものように薔薇の画像を、開花の姿から…。

                    

               

          

     
                □ ヘリテージ(ER)

          
                  □ グラミス・キャッスル(ER)

               
                       □ アブラハム・ダービー(ER)

                   
                         □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(AT/CL)

               
                        □ スカボロフェア(ER)

          
                    □ アイスバーグ(FL)

     
               □ コーネリア(Hmsk)

◇ では、これから楽しみな薔薇の蕾です。

     
              □ エグランタイン(ER)

          
                 □ フローランス・ドゥラトール(FL)

               
                         □ コーネリア(Min)

◇ 十月になって、ローズマリーの花数が一段と増えて来ました。
  今は降っていませんが、雨の数日のあと、深まり行く秋が感じられるでしょう。

          
     □ ローズマリー(シソ科・マンネンロウ属(ロスマリヌス属)の常緑低木)


  
(una poesia di oggi)

 秋風にこゑをほにあげてくる舟は あまのとわたる雁にぞありける  藤原菅根(古今集)

      (拙訳) 秋風に櫓を漕ぐ音をたてて近づいてくる舟かと思ったら
           なんとまあ、空を渡っていく雁の飛んでくる音だったことよ。
コメント (8)
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