折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

金木犀の花がはじけそう♪

2007年10月18日 22時36分27秒 | 寒露
            □ 門扉の横に植えて5,6年のキンモクセイ
              (モクセイ科・モクセイ属の常緑樹、金木犀)

◇ 金木犀の蕾(?)がいっぱい、すでに甘い香りが漂い始めました。
  植えて最初の頃は、新緑の葉っぱが虫に食べられたりして、貧相な格好でした。
  それが今は、これほど花をつけるようになりました。

     

◇ 昨日アップしましたが、大分に転勤の前に住んでいたところでは、
  この香りとともにお祭りがやってくるのでした。
  15年振りのお祭り、娘の着物姿を写メールで送ってくれました。

       

  
  (una poesia di oggi)

     木犀の香にあけたての障子かな     高濱虚子

◇ あちらがお祭りなら、こちらもささやかに…。
  日頃アルコールはほとんどたしなまない私が、一杯いただきました。
  おいしかったですが、まだ酔っています。
  今月初めてのビールですからね。

     

◇ この季節に相応しい朝、冷たさの混じった清涼感が、頬に心地よいですね。
  明け方は13度くらいだったみたいです。
  秋明菊(キンポウゲ科・アネモネ属の多年草)が、その名の通り似合う季節。
  この花の周りに穏やかな朝の光の明るさが広がっているように感じました。

          

               

◇ さて、朝顔と夕顔が、また一緒に咲いてました。
  同じようなホワイト、どっちがどっちか、おわかりですよね。

     

          

◇ 秋の桜も、プランターでやっと一輪咲きました。
  種蒔きから育てるのがホント苦手な私に、それでもにっこり微笑んでくれてるよう…。
  もう少し仲間を起こしておくれよ。

          
               □ コスモス(キク科・コスモス属の多年草)

◇ あとは、毎度おなじみの薔薇の花たちです。
  秋の朝がいつも爽やかに迎えられるのも、君達、あなたたちのおかげです。
  謹んで御礼申し上げます。
  気持だけです、すみませんねぇ。

          
             ◇ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)

          
           ◇ エグランタイン(ER) ちょっと小振りに咲きました。

          
     □ スカボロフェア(ER) 開花直後、黄色いしべがもうすぐ見えるはずです。

          
         □ ヘリテージ(ER) 濃いピンクの髪飾り、おしゃれさんですね。

                  

          

          
          □ グラミス・キャッスル(ER) みんな白雪姫に見えます。

◇ 今日の帰りは、ちょいと道を変えて、途中まで歩きました。
  そうしたら、歩道のちょっとした段差に、足がグキッ
  ちょっぴり捻挫気味になってしまって…鈍感ドジ太郎。
  だから、仕方なくアルコール消毒にビール飲んで、ブーキャンもドタキャンです。

     

          
        □ いつもは向って右に見える鉄橋を渡るバスに乗って帰ります。
          向って左手前が高崎山、その向こうに由布岳、鶴見岳です。

◇ 黄色い花で始めたので、黄色い花でお仕舞い。
  夕べは零時を超えて寝床に入ったのですが、子守唄をショパンのピアノにしました。
  マウリツィオ・ポリーニのピアノで、エチュード(練習曲)です。
  「木枯らし」を聴きたかったのに、24曲の23番目。
  3曲目の「別れの曲」を聴きながら、早やコテン!
  そう言えば、昨日は源氏物語「帚木」(ははきぎ)も読まなかったなあ

     
                 □ コーネリア(Min)


  
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朝顔、夕顔、ほふく性ペチュニア、そして秋の薔薇

2007年10月17日 23時53分54秒 | 寒露
              □ 西洋朝顔ヘブンリーブルーの典型的な美しさを
                初めて堪能させていただきました。

◇ 昨夜(16日)は、アップしながらその作業中に座ったまま寝てました。
  午後10時半くらいにあと数枚の画像を貼ったら完了というところで
  どうもコックリしたみたいです。
  目が覚めて時計をボーっと眺めたら11時5分、もう少しだな、うん!?
  テレビの番組が、何だか変やなあ…。
  よくよく時計を凝視したら、零時55分、1時5分前!
  あっりゃあ~っということで、仕方なく更新途中で寝ました。
  翌朝起こしてくれる人間が、パカラ以外に家にいないのです。

                    
                    □ 愛媛・新居浜市・太鼓祭り
                      以前住んでいた町の太鼓です。
                      今日の娘の写メールです。

◇ 娘が久々の秋祭りにと、家内と実家で合流することになって不在。
  普通は、掃除、洗濯、洗い物のあとはノビノビ太とするところを、
  なんと息子が風邪で診療を受けたら、40度の熱があったとか。
  けさは熱はやや下がったようですが、本日休業。
  よって、私はエスカップ一本をグイと飲んでバス停へ走る羽目に。
  朝シャンなんかするから、時間がぎりぎりになってしまって…。

          
                    □ グリーンアイズ(Min)

◇ これから先は、夕べの書きかけの文章のままです。
  画像は、けさの花と比べているところがあります。

 

◇ 秋らしい清々しい風が吹き渡っています。
  明け方は15℃まで気温が下がったみたいで、
  タオルケットみたいな薄い布団だけで寒かったのに、
  毛皮を纏ったパカラ まで潜り込んで、丸まっていました。

     

◇ 朝、いつものとおり出勤前に庭に出てみましたら、
  夕顔がまだ真白い顔を遠慮がちに広げていました。
  まるでそこだけ、鄙には稀なじゃなかった(鄙でも一応県庁所在地)、
  暖地には稀な、雪のお姫様が降りて来られたかのようで…。

     
                □ 向かって右が夕顔の花

          
                       □ 夕 顔

◇ 朝顔の花の数が、めっきり減ってしまいました。
  いつかはこんな日が来ます。
  こんなに毎朝たくさん咲いてくれるヘブンリーブルーも…です。

          

     

◇ 寂しいですが、もう一、二週間も持てば良い方かもしれません。
  七月からずっと、もう何年も庭の一角を占めているかのような
  錯覚さえ覚えます。

     

          

               

          

     

          

               

                   
                        □ 最後の2枚が本日(2007年10月17日)

◇ 八月の台風の暴風雨にやられてしまったのが痛かった、
  ほふく性のペチュニア達。
  サフィニアブーケは、辛うじて残った茎に花をつけて、
  そんな様子が痛々しくもありました。
  それとは対照的に、ドレスアップやミリオンベルは、
  この世の夏をしっかり楽しんでいるかのようでした。

     
                  □ ドレスアップ

          
                     □ サフィニア・ブーケ

               
                          □ サフィニア・ブーケ


◇ 薔薇はイングリッシュローズとミニチュアローズが、
  数日おきに代わっていきます。
  これだけ涼しくなってきますと、薔薇たちの開花も
  ずっと促進されることでしょう。

     
            □ ヘリテージ(ER)2007年10月16日


     

          

               
                     □ スカボロフェア(ER)2007年10月16日

          

     
          □ スカボロフェア(ER)2007年10月17日

          
         □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)2007年10月16日

◇ 今日の夕方は、会社の健康教室で一暴れ(一汗)。
  …ってほどでもなく、軽い「エアロビ+ヨガ」みたいなもの。
  今夜は、ブーキャンはお休みです。
  今日の昼休みから源氏物語は。第二帖「帚木」(ははきぎ)を読み始めました。
  …が、すぐに眠くなる秋の夜長には、寝床では読み進みません。
  TOEICのリスニングでは、とうとう娘に抜かれましたので、
  来年一月のテストは頑張らなくては…柔軟な脳を保つためです。
  張り合ったところで、知れているんですけどね。

     
               □ グラミス・キャッスル(ER)

◇ 今夜は、一品種だけ球根を植え付けました。
  シラーカンパニュラです。
  明日の朝の薔薇の花の様子は、どうでしょう。。。

                         
                
                    ☆ ここまでが16日の分、これからは17日 ☆

◇ これはおそらく今日の明け方の夢。
  オードリー・ヘップバーンそっくりのフランス人とパリで一緒になって、
  ニューヨークのティファニーの前で立ち話しているところでした。
  それも急に英語とフランス語が話せるようになってまして…。
  娘が幼稚園の頃、私達がテレビでフランス映画を見ていたときに
    Merci beaucoup! メルシー・ボクー (Thank you very much!)
  一番基本的な台詞がありました。
  それを娘は『○○○は、メルシー・わたし、よねぇ』

     
     □ フローランス・ドゥラートル(FL)フレンチローズですね。

             

     
  □ これも、チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)2007年10月17日

  
◇ 日本では「私」を通常、女性が「I」の意味で使い、男性は「boku」と呼びます。
  だから、娘がそんなことを言いました…って、英語でしゃべったら、
  そのヘップバーンそっくりのやむごとなき御方は、フランス語で「ふふっ」!?
  あとは、あちらがフランス語でしゃべり、私がオランダ訛りの英語で返す。
  そんな、夢のような夢でした。
  若い頃、会社で英文を読んだら、それを聴いた同僚にこう言われました。

  『さすが、折節さん、長崎育ちだけあって、オランダ訛りの英語!』

  家内や娘には、その発音は英語じゃなくて中国語だって誉められます(クヤシイ!)。  

          
              □ グラミス・キャッスル(ER)2007年10月17日 
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バスの窓には秋の夕暮れ

2007年10月15日 23時54分48秒 | 寒露
              □ 帰りのバスの車窓から、思いがけない夕焼け空

◇ けさは、涼しいと言うよりやや冷たさの感じる中を、花の写真を撮っていました。
  出勤ぎりぎりまで撮るものですから、家の中に戻る時間もなく、
  鞄の中にデジカメをガバッと突っ込んで猛ダッシュ
  それから約半日、帰りのバスでふと気がついたら、空が焼けていました。
  あまりブレずに撮れましたので、載せてみました。

     

          

               

          
             □ いつもは持ち合わせていないデジカメ。
               お陰で偶然を留められました。

◇ 今夜は三日月でしょうか。
  帰って、二階のベランダから撮ったものですが、斜め向かいのお宅の屋根ぎりぎり。
  これはブレていますが、斜め上方に木星が輝いていました。

               

◇ さて、もう平日のお花の様子は朝の出勤前しか、写真を撮れません。
  同じアングルは2、3枚撮ることにしていますので、30ショットくらいすぐです。
  腕時計を見ながら、ぎりぎりまで引っ張って、普通はデジカメを定位置に置いて
  出かけることにしています。

          
                        □ 秋明菊

   
    (una poesia di oggi)

          まっ白な僧衣の干され貴船菊      萩原起代子

                             ☆ 貴船菊=秋明菊


◇ 昨日、友禅菊とホトトギスを買って来ました。
  本当は培土や赤玉土や堆肥を買いに行ったのですが、ものはついで…。

     
 □ ユウゼンギク(キク科・アスター属またはシオン属の多年草。友禅菊)

◇ ホトトギスはポット苗で、花はこのようにきれいに咲いてたのですが、
  葉っぱが少し黄色っぽく、いかにも根詰まりを起こしているのがわかりました。
  元値が1,000円、山野草ってそんなに高いの?って思ってましたら、立札には…。
  一ポット300円、なんや「3や草」やないか…300円、だったら買おかということに。
  すぐに東側の花壇に植えました。
  半日陰ですから、ちょうどいいはずです。

          
             □ ホトトギス( ユリ科・ホトトギス属の多年草)

   
     (una poesia di oggi)

          はぐれきてやうやく杜鵑草らしく     山田桂梧

◇ 今朝の薔薇の花は、やはり純粋な秋の薔薇に見えるこの薔薇がメインです。
  まだ二年目なのに、この勢いの良さは、品の良さはどこからくるのでしょう。

          

          
             □ グラミス・キャッスル(ER) 白雪姫のようですね。
               果て、どの娘かなあ

◇ これから、淡いピンクともパープルとも見える、この薔薇も次々に花を咲かせそう。
  まだ春の新苗なのに、この夏生長したということでしょう。

          
                 □ フローランス・ドゥラートル(FL)

◇ もう一息かなあ、これは明日という未来があります。
  その一日のチャンスに期待することにしましょう。
  みんな猛暑を克服して、一段とたくましく、花は濃く柔らかく優しく…。
  秋の薔薇の真骨頂に遭遇できる幸せです。

     
         □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)

◇ 秋の薔薇は、ミニチュア薔薇にも変化が見られます。

         

          
             □ コーネリア(Min) 濃くて鮮やかな黄色。
               小さいながら夏を越して生長したということでしょう。
               一生懸命に私の眼を惹きつけようとしているみたい。
               今夜いっしょにカレーをいただいたら良かったね。
  

◇ これから、秋薔薇が本格化するのがよくわかります。
  でも、来春のテーマ? 水仙を二種類(ニューベビー・エチセランテ)植えました。
  ムスカリやら水仙やら、こんなにゴロゴロ植えて、いいさ。
  結果は年明けにわかりますから…弱気になったら、花に悪いですよね。

          
                 □ オレンジ・マザーズ・デイ(Pol)

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風は秋、花は夏と秋の同居

2007年10月13日 23時56分48秒 | 寒露
  □ シュウメイギク(キンポウゲ科・アネモネ属またはイチリンソウ属の多年草 秋明菊)

◇ お天気もまあまあ良くて、吹き渡るのも秋の風。
  夕方には、やや冷やかさも含まれた風に変わりました。
  シュウメイギクが、やっと花を付けました。
  春に小さいポット苗を地植えにして、秋風に誘われたような愛らしい花。
  でも、花壇でいっしょに咲いているのは、夏の花たち。
  つまり、季節は夏から秋へ、静かに風の冷たさとともに入れ替わるのでしょう。

          
                   □ ハンギングのトレニア

          
                 □ 駐車場でポツンと…トレニア

          
                 □ ランタナ・フェアリーホワイト

          
                      □ ………

          
                     □ カンパニュラ

                  
                       □ サマーミント


          
         □ 「セザンヌ」という印象派の巨匠の名の、どこにでもある菊

        
                     □ フジバカマ


◇ 夏の花の代表、朝顔はさすがに終わりに近づいています。
  種を大事にとっておこうと思います。
  私のこの夏の感激がコンパクトに詰められています。
  もちろん、「良かった探し」も…。

     

          

               

                 

◇ 薔薇は小休止状態、でもスカボロフェアが、これからしばらく秋薔薇の主役でしょう。

         

         
                  □ スカボロフェア(ER)

         
                 □ アブラハム・ダービー(ER)

         
                    □ ヘリテージ(ER)

         
                 □ グラミス・キャッスル(ER)

◇ 午前中は3週間振りに別府へドライブしました。
  いいお天気で、空気も澄み切っていました。
  秋の陽光の降り注ぐ、山と空と海と別府の街並み、気持のいい土曜日。

         

◇ お昼からは、パリーグの日ハムVSロッテ戦を見ていて、すぐに爆睡。
  目が覚めたら、なんとなんと午後5時。
  ひょえ~っと跳び起きて、今日予定していた原種のチューリップの植え付け。
  暗くなって終わりました。
  今日のはすべて原種系です。
  明日は、チューリップの鉢植えです。

       ☆ レディ・ジェーン
       ☆ プライスタンス・ユニカム
       ☆ トルケスタニカ
       ☆ タルダ
  
       ★ リューコジューム・エスティバム (これは、すずらん咲き水仙)

    源氏物語第一帖「桐壷」をやっと読み終えました。

        帝に寵愛を受けた桐壷の更衣が、光源氏を産んだこと。
        その桐壷が他の取り巻きの女性の嫉妬やいじめに、病気になって、
        里で療養するが死んでしまったことを中心に書いてあったのは
        (何となく)わかりました。

        ただ、途中から会社の休み時間に読んでても、いつも眠くなって、
        よくわからなくなりまして、「藤壺の女御」って何者?
        これは、現代語訳も読んで理解しなければ、次の「箒木」には
        進めません。

        第一、光源氏が元服したように読めましたが、もしかしたら、
        幻想的な源氏蛍になって飛んじゃった話かもしれませんから…。
        かぐや姫だって、ごらんなさい、月に飛んで行ったじゃないですか

          
            □ 「紫式部」に実がいっぱい、挿してもらいました。
   
          
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春への芽生え

2007年10月11日 23時48分00秒 | 寒露
          □ ムスカリ・アルメリアカム(最もポピュラーな品種の一つ)

◇ 先日植えたムスカリ(ユリ科またはヒアシンス科・ムスカリ属の宿根草)、
  その後十日くらいで、もう芽吹いて来ました。
  ムスカリと水仙をずらっと細長く並べたら、どんな光景になるのかなあ。
  そう思って、たったの数メートルですが、いろんな種類を植えてみました。
  それが、もう芽生えて来たのがあるのです。

        
      □ ムスカリ・クリスマスパール(手前)とアルメニアカム(右の画像も)

◇ 今夜もまだ残っていた水仙を植え付けていました。
  平日はいつも夕食後になりますので、時間が遅くなってしまいます。
  でも、休日になると一週間の疲れもでますし、寝ぼすけなので、植えられるうちに…。
  特にこの土曜日は、別府へのドライブが控えてますしね。

          
         □ 大好きな萩「ダルマハギ」 朝の出勤前に必ず目をやります。

◇ 次はチューリップにしようか、百合にしようかと迷っています。
  ハーブの種も4種類ありますし、苦手ですけどチャレンジです。
  大好きなラナンキュラス、そしてアネモネ、これはいずれも鉢植えにしましょう。
  でも、薔薇の花がそろそろ本格化して来そうです。

          
                     □ ヘリテージ(ER)


◇ そのうちに、秋薔薇のお世話でたいへん!
  それくらいになって欲しいのですが…。
  職場の花好きさんをお招きして、お茶できたらいいなあ、なんて思ったりしてます。

          
       □ スカボロフェア(ER) 秋の夕陽に映えそうな花の姿だと思います。

◇ ここ九州も明日くらいから、秋が駆け足でやってくるとは、福岡の気象予報士さん。
  朝は、確かにヒンヤリとしてきました。
  夜の球根植えの間中、秋らしい風が吹き渡ってました。

     

          
           □ グラミスキャッスル(ER) 蕾は全部、秋薔薇です。


(una poesia di oggi)

     秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治のみやこの仮庵し思ほゆ

                                  額田王(万葉集巻一)

        かつて天子が大和から近江へ行幸なさった折りお伴をして、
        秋の野のすすきを刈り屋根を葺いて作って宿った、宇治の
        行宮の仮小屋の趣の深かったことが、今もなおなつかしく
        思い出されるよ。     (古語辞典・旺文社刊より)

   ☆ いろんなところで、すすきの穂が群れて風になびいていました。秋の主役。
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寒露…夏は往く。

2007年10月09日 23時55分17秒 | 寒露
             □ マンデビラ(キョウチクトウ科・マンデビラ属)
  
◇ 今日は二十四節気の一つ「寒露」でした。
  「露が冷気によって凍りそうになる頃」
  「雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、コオロギなどが鳴き止む頃」
  なんだそうです。
  えっ?そんなぁ!
  冷蔵庫の中の世界か、北海道の大雪山系や、先日初冠雪の富士山の世界でしか…。

     
          □ 2007年10月6日(いずれのマンデビラも)

◇ 今日一日の雨を境に、夏が本当に往ってしまうようです。
  往く夏を惜しむ気はさらさらないように、マンデビラが次々に開花しています。

     

◇ 昨日お散歩されていたご夫婦が、ピンクの珍しい花って見上げてらっしゃいました。

     

◇ もう一つの夏の花の代表、朝顔も花数が急に少なくなりました。
  一抹の寂しさ…花が終わりかけにいつも感じます。
  また、来年…きっとよ♪

     

          
                    □ 2007年10月5日(2枚とも)


◇ 夏は往くどころか、もうそろそろ菊の季節に入ってしまうようです。
  月末は菊花賞か…そうこうしているうちに、すぐに有馬記念。
  あわただしいですね、これからは…。
  ふと、奈良は斑鳩の法隆寺を思い出しました。
  あれだけ訪れていたのに、もう2年以上…も。

   
    (una poesia di oggi)

       菊の香や 奈良には古き 仏達    芭蕉 


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退屈の日ですって!?

2007年10月08日 23時54分00秒 | 秋分
                 □ 一日の半分が雨の体育の日でした。
                   でも薔薇の「優しさに包まれた」一日。

◇ 今日の午後BS2で放映された「サイトウキネン・オーケストラの小澤征爾指揮、
  ベルリオーズ「幻想交響曲」の録画を見ながら聴きながらの更新です。
  第二楽章の「ワルツ」がリヴィング中を、静かに流れています。
  遅々としてアップが進みませんが、仕方ないですね、二児の父ですから…。
  私には、ブラームスの交響曲第一番の中では、これがこの一枚と呼べるものです。
  小澤征爾指揮、サイトウキネン・オーケストラ」の1990年録音盤。
  二か月に一、二回は、今でも聴いているんじゃないでしょうか。
  元気と有紀が出え、メロディーに酔いしれます。
  ショートケーキは要らない、「金つば」は要る、だから好きなんです。

     

◇ 雨の朝、昨日蕾だった薔薇は咲いて、すでに咲いていた花は、
  たっぷり水を含んで、頭をたれていました。
  タイトルに使った写真には、3種類の薔薇が写っています。
  まずは、ヘリテージ(ER)、私が言うのもなんですが、今が一番きれいです。

           

                   


           

                   

◇ その向って左奥に黄色が二種類。
  シャルロット(ER)は、咲き始めが濃いイエローで、だんだんと薄くなっていきます。
  イエローのカップ咲きの美しさでは、天下一品だと思います。

        

             

◇ もう一つは、昨日蕾だった、ミニチュアローズのコーネリア。
  鋭い黄色って、世の中にあるんだなあと思わせる咲き方です。

        

        
        □ オールドローズのコーネリア(Hmsk)とはえらい違い!


◇ 薔薇ばかりになりますが、エグランタイン・マサコ(ER)がこの秋、初の開花です。
  雨に打たれてか、形が少し崩れかけていますが、凛としたピンクは変わりありません。

    

        

◇ グラミスキャッスル(ER)は、今咲いているのに加えて、新しく咲きました。
  手前に、オレンジ・マザーズデイ(OD)の蕾が見えます。

     

               

◇ グラミスキャッスルと言えば、忘れちゃいけませんよとばかりにもう一つ咲きました。
  ウィンチェスター・キャシードラル(ER)です。
  まだ夏の装いさながらにシンプルで、真っ白で重厚な雰囲気はもう少し涼しさが…。

         

◇ 今日は午後から雨がやんだので、お昼寝から目が覚めたあと、
  水仙の残りを30球を植えました。
  それに百合を二種類、「貝母百合」と「黒ゆり」です。
  これからは、少しずつ百合を植えて行きます。
  もう一つ、薔薇の「リバプール・エコー」(FL/CL)を地植えにしました。
  一か月くらい前、春の新苗でしょうね、青々としたのを298円で買ったものです。

          
        □ フローランス・ドゥラトール(FL) 雨の日の開花は重たそうです。

◇ NHKの趣味の園芸のワンポイントを毎週金曜日9:30に柘植アナでやってますが、
  その録画を朝食時に見てましたら、百合の球根はは赤玉土に包むようにして、
  地面すれすれくらいに植えるのが良いと言ってましたので、すぐに実践してみました。
  さて、どうなりますやら…。

     
   □ アイスバーグ(FL) 輝くような白さ(洗濯ものじゃないですよ!)

          
             □ このミチュアローズは「ピンクマシュマロ」?

                              
                     □ じっと雨を見てたのに、飽きてしまったパカラ

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小さい秋、北寄りの風、曇ときどき雨。

2007年10月07日 23時49分21秒 | 秋分
           □ 金木犀(モクセイ科・モクセイ属の常緑樹)の開花。

◇ 今日は一日雨が降ったり止んだり…。
  そう強い雨ではなかったので、思いつくまま、淡々と園芸作業を進めていきました。
  北側のキンモクセイの横に、アルバ・セミプレナ(OD)を地植えしました。
  そのときに、キンモクセイにも小さい秋が来ているのを見つけました。
  咲き始めで、香りを楽しむには、もう少し日にちがかかりそうです。

     

◇ いつもの南寄りの風ではなく、どちらかというと北寄りの風。
  アメジストセージも南へ南へと揺れてなびいてました。

     

◇ ゼフィランサスも、秋の風に小刻みに、ときどきは大きく揺れていました。

          

          

◇ 今夜の午後9時の教育テレビ、N響アワーは、アンドレ・プレヴィン指揮・ピアノで
  モーツァルトの「ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491」が放映されました。
  彼の二つある短調のピアノ協奏曲の一つ、どちらも大好きです。
  人の悩み、痛さを一身に背負っているような、魂の平安をもたらしてくれる曲。
  一人静かに何度聴いたことか…。
  メロディが重たい部分が多いだけ、こちらの心がなぜか次第に浮いていきます。
  一時間、ぼんやりとして見て、聴いていました。

          
     □ セイロンライティア(キョウチクトウ科・ライティア属の非耐寒性常緑低木)


◇ 気持ちが薔薇に傾いているせいか、どうしても薔薇の開花が気になります。
  秋薔薇の蕾も少しずつ、芽生えて来ました。
  変わり映えしませんが、いつものように薔薇の画像を、開花の姿から…。

                    

               

          

     
                □ ヘリテージ(ER)

          
                  □ グラミス・キャッスル(ER)

               
                       □ アブラハム・ダービー(ER)

                   
                         □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(AT/CL)

               
                        □ スカボロフェア(ER)

          
                    □ アイスバーグ(FL)

     
               □ コーネリア(Hmsk)

◇ では、これから楽しみな薔薇の蕾です。

     
              □ エグランタイン(ER)

          
                 □ フローランス・ドゥラトール(FL)

               
                         □ コーネリア(Min)

◇ 十月になって、ローズマリーの花数が一段と増えて来ました。
  今は降っていませんが、雨の数日のあと、深まり行く秋が感じられるでしょう。

          
     □ ローズマリー(シソ科・マンネンロウ属(ロスマリヌス属)の常緑低木)


  
(una poesia di oggi)

 秋風にこゑをほにあげてくる舟は あまのとわたる雁にぞありける  藤原菅根(古今集)

      (拙訳) 秋風に櫓を漕ぐ音をたてて近づいてくる舟かと思ったら
           なんとまあ、空を渡っていく雁の飛んでくる音だったことよ。
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心に残るもの…映画。

2007年10月05日 23時55分10秒 | 秋分
               □ ヘリテージ(ER) 2007年10月3日朝

◇ そろそろ秋薔薇の季節、でも私んちは秋植え球根の季節なんです。
  先に書きましたように、今週はムスカリと水仙を東側のアプローチに、
  少しずつ、でも毎晩植え付けました。
  だから、結局のところ、たくさんの球根を並べたことになりました。
  閉めて2種類で100球以上…バカ丸出し。

          
            □ 3日のヘリテージは特にきれいに見えました。

◇ 東側の庭は、南北に細短い(普通は細長いというのですが…)ので、
  ミニ花壇とアプローチだけでゆとりがなくなります。
  それに、まだ朝顔が健気にも咲き誇っています。
  朝顔の鉢がアプローチの両側にあったりしますので、
  その鉢の分だけ、歩くのにより狭く感じられるのでしょう。
  マイナス面ばかりあげつらったら切りがないのですが、
  もう少し通路を空けてよと言われる始末です。
  まあ、そのうちに朝顔がお仕舞いになるから、そうしたらすっきりするよと、
  そっけないご依頼には、ついつい同じように抵抗してしまいます。

     
             □ 4日のヘリテージの蕾です。

          
                □ 5日朝に開花の同じヘリテージです。


◇ 何だかんだで、いただいた水仙の球根はまだたくさん残ってますし、
  花が咲かなくなった水仙も、葉が枯れた頃?に化成肥料をばら撒いて、
  そのあと1か月くらいして掘り上げたのもあります。
  これらは、まとめて地植えにします。
  その方がどんな色が咲いても、美しいコーナーになりそうです。

          
            □ このヘリテージは、夕暮れに染まる、
              イスタンブールのブルーモスクを連想します。
  
◇ これから植えていく球根は、まずチューリップと百合です。
  特にチュリップは、掘り上げたもののうち充実した球根を残してます。
  また、やっぱり自分の気に入ったのをちょっとだけ買い足したり…。
  家族のオランダ土産もあって、全部で100個くらいはありそうです。
  これの始末、つまり植え込みが大問題。
  それに百合の球根もぎょうさんありますから、これまた次の問題。
  クロッカスもたくさんありますが、こちらはそうたいしたことないとは思います。
  球根を転がせて、土をかぶせただけでも、ちゃんと根が張ります。
  そして、春真っ先に可憐な花が咲きますもんね。

               
            □ このところの昼間の暑さで、3~4日くらいで散って行きます。

◇ あとは、球根から初挑戦の二種類、アネモネとラナンキュラスです。
  特にラナンキュラスはたくさん買ってみました。
  これは、どちらも鉢植えにしようと思っています。
  
          
                 □ 3日の朝、アイスバーグ(FL)

◇ そうだ、ハーブの種が4種類あるのでした。
  それにピンクの花の咲く種と紫の花の咲く種。
  これはどちらも鉢植えかなあ。
  全部十月中に終えるつもりです。
  そうしないと、来月はビオラの苗の鉢上げが次に待っています。
  薔薇のお世話もあるでしょうし…。

     
          □ 4日のアブラハム・ダービー(ER)の蕾

◇ そして、ほんとうの問題は、これらの草木花をどうマッチさせるか。
  花がきれいに咲いているなあという庭の光景にできるか。
  大切なのは、ここのところだと思います。
  自分だけが勝手に気に入っても、それはそれでもいいのですが…。
  やはり一つでも、これは!と感じていただける組合せ。
  それがすてきな庭の風景ですよね、きっと。
  それを少しずつ目ざして行こうと思います。
  限界があるのは、とうに分かってはいるのですが…。
  今夜「プシキュア・リバノティカ」(ユリ科)と水仙「マウントフット」を植えました。

          
              □ ミニチュアバラ「ピンクマシュマロ」
  
◇ 連休だから、土日だからって、庭でごそごそばかりはできません。
  このところ土曜日は爆睡日となってますので、疲れを取る一日。
  そう割り切ったほうが、どうも良さそうです。
  年齢のこと、心身の健康も考えて、広く浅く、ここぞという時には徹底的に。
  この緩急自在のリズムが、いちばん私らしい生き方のスタイルかなあ。

               
              □ けさ、いってらっしゃいのパカラ

◇ お話とは全然違う、今咲いている薔薇の画像を添えさせていただきました。
  夕べのBS2の映画「ラヴェンダーの咲く庭で」の余韻…何とも言い難い不思議な感覚。
  それが、まだ心に残っている週末です。

     
   □ ラヴェンダーの咲く庭で(2004年・イギリス、チャールズ・ダンス監督)

          
□ ジュディ・デンチ(Judie Dench 1934-)とマギー・スミス(Maggie Smith 1934-)
      
    ジュディ・デンチは「恋におちたシェイクスピア」(1998)でアカデミー助演女優賞。
    エリザベス一世を演じて、ハマり役~っと思いました。

    マギー・スミスは「ミス・ブロディの青春」(1969)でアカデミー主演女優賞。
    「ハリー・ポッター」シリーズでは、ご存じ魔女のミネルバ・マクゴナガル教授。

               
                  □ ダニエル・ブリュール(Daniel Brühl 1978-)

                   
                □ ナスターシャ・マケルホーン(Natascha McElhone 1971-)

               

          

     

          

               

                □ この二人のイギリスの名女優に、
                  とても繊細な女心の揺らぎを垣間見た気がしました。
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夏から秋へ着実に。

2007年10月02日 23時58分19秒 | 秋分
 
◇ これまで3回くらい失敗していた、真夏の代表、ブーゲンビリアの花。
  この小さいポット苗を夏、花が終わりそうな時期に100円くらいで買って、
  そのまま薄い液肥をあげたりしてましたら、9月に返り咲き?しました。
  私の大好きな、魅力溢れる夏の花。
  もう少し、このままでいてほしいなあ。
  きっと、冬を越させてみせるから…そして来年はもっと大きくなろうよ。

     
               □ 2007年9月26日

◇ けさのバラでは、アイスバーグ(FL)の、真白な梔子よりも軽やかな白さに
  ふと目を奪われてしまいました。
  茎は細めでも、タフなバラですから、咲き出したら止まらなくなりそう。

          

     

◇ シャルロット(ER)のカップ咲きも、黄色がやや控えめになったくらいで、
  涼しい朝の空気にご満悦かもしれません。
  夏剪定した後に、新芽が日を追って伸びて来ています。
  この若々しい芽の先に、秋特有の黄色を凝縮したカップ咲きが待っています。
  そうして、この薔薇の占める空間を黄色い秋が、しばし舞い続けることでしょう。

     

          

◇ 夕方は、会社の健康教室。
  エアロビで1時間ちょっと汗を流しました。
  帰宅して、食事をして、そのあと残っていた水仙の球根を植え付けました。
  もちろん、ムスカリの列の外側(東側)です。
  その名前…。
         ☆ レモン・ビューティ
         ☆ フィデリティ
         ☆ マウント・フット
         ☆ プレコーシアス
         ☆ オブダム
         ☆ サー・ウィンストン・チャーチル
         ☆ ゼラニューム

           ※ ここまでは、この春に花の咲いたポット苗を確か50円
             くらいで買って来て、あとで掘り上げてた球根です。
             来春咲いてくれるかどうか…。

         ☆ マンリー (八重咲き)

         ★ パリディフローラ (水仙ではなくユリ科の花、半日陰)

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