折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、一番花 №29 ~ フラウ・カール・ドルシュキ ~

2010年05月16日 17時50分56秒 | 立夏
                                        □ フラウ・カール・ドルシュキ
                                 (Frau Karl Druschki HP 1901 P.Lambert Germany)

◇ 真っ白の大輪、うちの庭にはめずらしい剣弁高芯咲き、余裕のある花の姿が印象的です。
  これが3年目か4年目か、初年度からするするとつるを伸ばして、あっという間に3m以上になってしまいました。
  今シーズンはアーチに誘引していますが、このところいたるところで白い花が咲き出しました。
  アーチを覆い尽くすような花付きではないので、来シーズン以降はピンクのガートルード・ジェキル(ER)とともに誘引するつもりです。


          
            □ リビングの窓からは、こんな感じ(右上、白)です。
              黄色の花は、シャルロット・オースチン(ER)です。


          
                  □ 五月晴れの空に向かって。 
 

          
            □ 蕾は濃いピンク、最初は間違えて買ったと勘違い。


          
                                   2010年5月15日
             □ こうしてアーチの内側からも顔を覗かせます。


          
                                   2010年5月15日  
              □ どこまでも純白というバラもめずらしいかも。


          
                                   2010年5月15日  
              □ 下の方にピンクの蕾が見えますが…。


           
            □ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」
                 (Clematis texensis 'Princess Diana')
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ、一番花 №28 ~ スカボロー・フェア ~

2010年05月15日 23時55分05秒 | 立夏
                                          □ スカボロー・フェア
                                   (Scarborough Fair S 2003 D.Autin England)

◇ 半八重のバラ、その開放的で素朴な美しさは、このバラの場合に特にその魅力が増すように感じます。
  優しく清楚なピンクの彩りは、このバラしか持ち合わせていないのではと思えるくらいです。
  おそらくそれはしべの黄色の愛らしさとの相乗効果もあって、見たことのない温かさ100%のバラと錯覚するのでしょうか。
  「スカボロー・フェア」と言えば、映画「卒業」の鮮烈なラスト・シーンとサイモンとガーファンクルの珠玉の挿入歌を思い起こさずにはいられません。


♪ Are you going to

          
                      Scarborough Fair?


             Parsley  (※食べちゃったので画像がありません)

      
           
                          sage


           
                         rosemary

  and
          
                         thyme

 
  Remember me to one who lives there
  She once was a true love of mine.


          
          □ クレマチス・パテンス系「ミセス・スペンサー・キャッスル」


          
           □ アブラハム・ダービー(ER 手前)と隣り合っています。


          
              □ これから開花というところ、愛らしいしぐさ。    


          
          □ 明るい朝がお似合いのチャーミングなバラだと思います。

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ、一番花 №27 ~ ノック・アウト ~

2010年05月15日 22時14分55秒 | 立夏
                                □ ノック・アウト (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)

□ 半八重の赤が明るいバラ、ひらひらとしてまるで平咲きのような趣きのバラです。
  昨シーズンまでは地植え、それが今シーズンは大鉢(プラスチックの角鉢)に植え替えてみました。
  強靭なフロリバンダ・ローズですから半日陰で十分だと、バラの配置を考えてローテーションしてみました。
  とても印象的な赤、その鮮やかさはバラ好きの心をしっかりとらえて離さない魔力があるようです。


          
                                   2010年5月13日
              □ 一昨日あたりから開花が始まりました。

          
           
                                   2010年5月14日
              □ こんな風にして、さっさと咲いて行きます。


          
          □ 向こうの赤いバラは、ウィリアム・シェイクスピア2000です。


          
              □ 蕾もこんな風にすっきりとした美しさです。


          
           □ 赤いひらひらで一面が覆い尽くされないかなあと…。 
 
  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ、一番花 №26 ~ クイーン・オブ・スウェーデン ~

2010年05月15日 20時57分10秒 | 立夏
                                        □ クイーン・オブ・スウェーデン
                                   (Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

◇ とてもお気に入りのバラなのに購入経緯をよく憶えていませんが、おそらく4年目の株だと思います。
  リビングから窓の外に目を遣るとソフトピンクのバラが2品種、左にハーロウ・カー(鉢植え)、そして右にクイーン・オブ・スウェーデンです。
  このバラは直立性、地面から視線の高さにすっと立ちあがる様が、颯爽として粋な姿にも見えます。
  まるくあまり型崩れしない深いカップ咲きが、このバラの木立ちに整然とした美しさをもたらしてくれているようです。


          
               □ ここ数日で急速に咲きあがりました。
                 真紅の蕾は、L.D.ブレスウェイト(ER)です。


          
               □ 咲き始め、こんな姿からスタートです。


          
                                   2010年5月14日
             □ 典型的なカップ咲き、直径は7~8cm程度です。


          
                                   2010年5月15日 
            □ デープ・カップが一日たって少しほどけてきました。


          
                                   2010年5月14日  
                □ 輝くような、くっきりしたピンクです。


          
             □ 株元ではマーガレットがずっと待っていました。


          
            □ 濃い緑の葉っぱとのコントラストもいい感じです。
  

                    
                    □ いま、こんな光景です。
 
 


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ、一番花 №25 ~ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン ~

2010年05月14日 23時39分31秒 | 立夏
                                       □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
                                 (Souvenir de la Malmaison B 1843 J.Béluze France)

□ ブルボン系オールド・ローズ、野性味に溢れて庭で一番のナチュラルな趣きの花が咲きあがって来ました。
  年々放っておくと、どこまでも横に延々と伸びてしまう、そんなつるバラでもあります。
  花の姿はどれ一つとして同じものはなさそうな感じで、その意味では個性的なバラとも言えるでしょう。
  目立つ花ではないのですが、ほのかに淡いピンクのロゼット咲きは、夕暮れ時ともなるとぼんやりと白く灯りがともったようにも感じます。


          
                 □ 蕾は最初は緑がかっています。


          
             □ 連休明けに真っ先に開花していた部分です。


          
             □ 一番右が、スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン。
               残りはすべてコーネリアです。


           
               □ めずらしく、ふんわりと開花しています。


          
             □ 雨に濡れたら開花しにくくなることがありますが、
               わが道をゆくみたいな花の姿もいいものです。

    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ、一番花 №24 ~ パット・オースチン ~

2010年05月14日 22時52分10秒 | 立夏
                                          □ パット・オースチン 
                                     (Pat Austin S 1995 D.Austin England)


◇ 今日も五月晴れの朝、一昨日からまるでお日様の使いのようなバラが咲いています。
  花びらの色は、銅色がかったオレンジとか、そう言われてもピンと来ないような解説がありました。
  カリフォルニア・オレンジのような色に見えることもありますが、光線の具合で様々に変化して、もちろん花の色など一定するわけがありません。
  庭で最も日当たりの良い場所の一つ、そこに地植えで3年目、朝日に映えるバラはそんなところが一番のお気に入りのようです。


          
                                   2010年5月12日
             □ 一番花の開花の始まり、おとなしい感じで…。


           
                                   2010年5月13日
             □ 大輪のディープ・カップ咲きだとか…。
               咲き進むとカップの中が複雑化(!?)します。


          
            □ 株全体が午前中から昼過ぎまでの光をあびます。


          
            □ オレンジ色から黄色まで、彩りの変化が美しい…。


          
               □ 目を惹く情熱のバラと言った趣きです。


          
             □ 太陽の光の中でまるで飛び跳ねそうな感じ。


          
               □ それが、日が暮れると少し寂しく…。


           
              □ 重みで倒れかけた花を切り花にしました。
 
 
 

 
  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ、一番花 №23 ~ ロココ ~

2010年05月14日 00時15分05秒 | 立夏
                                   □ ロココ (Rokoko S 1987 Tantau Germany)

◇ つるバラにしたくて植えたものの、鳴かず飛ばずの4年、もしかしたら5年目かもしれません。
  今年になってようやく開花して来ましたが、育て方が失敗の連続だったのでしょう、バラに悪いことをしました。
  これまでも花が咲いたことがあったはずなのに、もうすっかり忘れてしまっています。
  この一番花をよく心に留めて、心機一転しっかりと仕切り直し、つるバラらしく育てたいと思います。


           
             □ ここは、イングリッシュ・ヘリテージの隣りです。


           
           □ バラに寄せ植えのヘレボルスが、まだまだ元気です。


           
            □ とても淡いアプリコット・ピンクというのでしょうか…。


           
            □ つるバラらしく、花数を増やすことを目標にします。
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ、一番花 №22 ~ アブラハム・ダービー ~

2010年05月13日 23時31分50秒 | 立夏
                                          □ アブラハム・ダービー
                                    (Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

◇ アプリコット・ピンクの色にしては、もう少しオレンジ色がかった複雑な味わいのある大輪の開花です。
  アプリコット・カラーの他のイングリッシュ・ローズと同様に、開花の時季によっては、サーモン・ピンクに近い色に変化します。
  こうした繊細な彩りの変化を楽しんでこれで4年目の春というのに、地植えの株立ちが思ったように生長しません。
  もっと太陽光が燦燦と降りそそぐような日なたが向いているのかもしれないと、シーズン終了後には移植を考えています。


          
             □ ゆっくりと大輪の花が咲いて行くはずです。 


           
           □ 期待の膨らむ彩り、どんな姿を見せてくれるのやら…。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ、一番花 №21 ~ ジャック・カルティエ ~

2010年05月13日 22時53分06秒 | 立夏
                                           □ ジャック・カルティエ
                                  (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)

◇ やわらかな淡いローズ・ピンクのバラ、ほんのりと上品な芳香を漂わせるバラ、今年も咲き始めました。
  一番花はクォーター・ロゼット咲きでしっかりと開きましたが、時季によってはもっとふんわりとした姿だったりします。
  そして香りにはあまり頓着しない私も、ポートランド系のオールド・ローズは別格なのです。
  リビングの窓を開けると5月の風に乗ってバラの香りがそっと入り込む、そんなささやかな贅沢を楽しめる時季になってきたようです。


          
                 □ けさ、開花が始まったようです。


          
               □ 左は、ガートルード・ジェキル(ER)
                 この一帯は、ローズ・ピンクのバラです。


          
              □ 硬い蕾に挟まれて咲くことがあります。
                向こうは、ゼフィリーヌ・ドルーアン(B)です。


          
            □ 明日の朝、どんな顔の花が咲いているでしょうか。


           
            □ この一帯の緑に、今にほんわかピンクが、
              ちょこんと浮いたように見えて来るはずです。

 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ、一番花 №20 ~ アイスバーグ ~

2010年05月12日 23時38分39秒 | 立夏
                                □ アイスバーグ (Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

◇ 今年も雪のように白くて、清らかな印象のバラの開花です。
  このバラは、今のようにバラを始める以前から何となく知っていたバラ。
  庭の清楚なバラの代表として5シーズン目を迎え、生長の証しでしょうか、花付きがこれまでとは格段によくなってきました。
  お好みの白バラ、庭のシンボルカラー、シンボルトリーとして、ずっとそばで咲いていてほしいバラです。


          
              □ 玄関でお客様を迎えるバラでもあります。


          
              □ どこまでも白いバラの開花の始まりです。


           
              □ ここは北西側でも午後は日なたになります。


           
          □ 花びらの数はさほどなくても、姿が整っていてすっきり。


          
             □ 朝の明るいホワイトも気持ちの良いものです。


  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする