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ケニー・ジョンソン サイン NHL
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彼のような選手が典型的な例なのだが、ポジションがディフェンスの選手の場合、試合とか勝利への貢献が記録とか数字には表れにくい。こうした選手の評価は、記録とか数字ではなく、最終的な結果であるとか、様々なステータスがそれを物語る場合が多い。彼のキャリアをみると、NHLでのキャリアの大半を過ごしたNYアイランダースでは、かのトレバー・リンデンの後継でチーム・キャプテンを務めている。また、オリンピックでは1994年リレハンメル大会と2006年トリノ大会の2回、スェーデン・ナショナル・チームの一員として金メダルを獲得している。特に2006年のオリンピック優勝の時は、ベスト・ディフェンスマンに選出されたほどの活躍をみせた。さらにその後、スェーデンのナショナル・チームのキャプテンも務めている。こうしたキャリアをみると、「最も過小評価されてた選手」という呼称もあながち大げさではないように思われる。
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