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万能鑑定士Qの推理劇Ⅳ 松岡圭祐

ずっと読み続けてきたシリーズも通算で16冊目。本作では、第一作目で登場した悪役が登場するかと思えば、これまでの作品で登場した人物や別シリーズの登場人物もぞろぞろと登場、さらにこれまで主人公が解決してきた事件が色々絡み合って話が進み、どうなることかと思えば、「もしかしてこれが最終話?」というような感じで終わる。本当に最終話なのか、単なる一段落でまた新たな展開が用意されているのかは不明だが、読み手としては、ここで終わっても満足という感じでもある。もしまた別のシリーズが始まるならば、たぶんそれも読んでしまうんだろうなぁ、と思いながら本を閉じた。(「万能鑑定士Qの推理劇Ⅳ」 松岡圭祐、角川文庫)

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