goo

普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話 佐藤治彦

年齢的に老人という範疇に括られようとしているにも関わらず、これからのお金の心配をあまりしたことがないのだが、周りの人を見ると、私以上にお金持ちなのに、とても心配だという人がいる。何か自分には見落としていることがあるのではないかと思って、本書を読んでみた。結果的には、大きな見落としはなく、本書で語られている「あまり老後のお金の心配をしない」「ちょこちょこ無駄使いはしない」といったあたりは、自分の心情とも合致していて、少し安心することができた気がする。それに加えて、これからの世代、自分の子ども世代に読ませたい話も多く、軽く読めながら、幾つも参考になる点のある良書だと感じた。(「普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話」 佐藤治彦、扶桑社新書)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )