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妻に捧げた1778話 眉村卓

TVで「感動的な本」として紹介された本書。紹介された直後にネット書店を検索したがあいにくの在庫なしで、町の大きな本屋さんにでかけたら大量に平積みになっていた。こういう時にリアルの本屋さんは有難い。但し、その場合のリアルの本屋さんとういうのは「大型チェーン店」に限られる。内容は、TVで紹介されていた通り、病気の妻に読んでもらうためにSF作家である著者が毎日一話ずつショートショートを書いたという経緯とその1778話の中から選ばれた10数編の紹介だ。ショートショートの面白さ、こうした話を1778日も毎日書き続けたという凄さ、話から伝わってくる著者の愛情と意思の強さなど、色々なことに圧倒されてしまい、こんなところで感想を書くことが無意味なことのように思われた。(「妻に捧げた1778話」 眉村卓、新潮新書)

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