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歴史と戦争 半藤一利
著者の幕末から戦後までに関する多くの著作からそのエッセンスを収録した一冊。読んで驚いたのは、本書で語られている歴史観と自分の歴史観に驚くほど齟齬がないということだ。特に驚くような内容もなければ新しい発見もない。読んでいて退屈というほどではないが、何だか常識的すぎて面白みに欠けるような感じだったのだが、要は自分の歴史観とは、著者のような人々によって教え込まれたものということなのではないかと気付いた。そうは言っても、新しい発見がなかったわけではない。本書によれば、「一億総懺悔」という言葉は東久邇宮首相の談話の中の表現だったという。しかもこの談話に対して当時、特段「責任転嫁」という批判もなかったという。これには心底驚かされた。また、開戦に踏み切った為政者の目論見が「ドイツの勝利」と「そのおこぼれを頂戴する」というものだったという指摘にも、そういうことだったのかと、目から鱗だった。(「歴史と戦争」 半藤一利、幻冬舎新書)
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