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ムース・スコーロン サイン MLB

かつてのNYヤンキースの一塁手、ムース・スコーロンのサイン。オールスター出場6回、ワールドシリーズ優勝5回の名選手だ。NYヤンキースで9年間プレーした後、ドジャース、セネターズ、ホワイトソックスと渡り歩き、エンジェルスで現役生活を終えた。本名は、ウイリアム・ジョゼフ・スコーロンだが、少年時代の風貌からついたあだ名が「ムッソリーニ」で、それを縮めて「ムース」というニックネームになったという。彼は1930年生まれで、そのあだ名がついたのが7歳の時、1937年頃だという。あだ名が付いた時にはそれほどマイナスのイメージはなかったと思われるが、戦後、ムッソリーニに対して独裁者・極悪人というイメージが強まった後もそのあだ名をニックネームとしていたというのは、ある意味おおらかな感じがする。サインをみると本人も、「MOOSE」としっかり書いている。
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レイチェル・グラント ピースフル サイン 007

順序が逆になってしまったが、007第20作目「ダイ・アナザ・デイ」にピースフルという役柄で出演したレイチェル・グラントのサイン。この辺りの作品からが「ボンドガールは既存女優の起用で」という変化の始まりのようだ。彼女は007出演後も毎年数作品には出演しており、大活躍とはいかないが地道に活動している。
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セレナ・スコット・トーマス ワームフラッシュ サイン 007

007「ワールドイズノットイナフ」にDR.ワームフラッシュ役で出演したセレナ・スコット・トーマスのサイン。彼女もこれまでのTVや映画の出演作品が30を超えており、すでに紹介済みのソフィー・マルソー(2007年9月8日紹介)やマリア・グラツィア・クシノッタ(昨日紹介)同様、「ボンドガールにはすでに売れている女優を起用する」という最近作の傾向がうかがわれる。但し、その2人に比べると、彼女の場合はTVドラマの端役のようなものが多く、「売れている」かどうかは微妙なところである。
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マリア・グラツィア・クシノッタ シガー・ガール サイン 007

007「World Is Not Enough(ワールドイズノットイナフ)」にシガー・ガール役で出演したマリア・グラツィア・クシノッタのサイン。彼女は、イタリアではすでにかなり有名な女優だったらしいが、国際的な活躍としてはやはりこの007がきっかけになったようだ。その後、アメリカのTVドラマへのゲスト出演などもいろいろあり、出演作数も50を越えている。そのうち20作品は007出演後であり、順調に活躍しているといえるだろう。本作品へのソフィー・マルソー(2007年9月8日紹介)の出演など、007の作り方が「新人女優を登用するが結局鳴かず飛ばず」から「既に活躍している女優を起用」という方針に変化していることを如実に表しているように思われる。
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サービスの達人たち 野地秩嘉

題名からは、すごい記録をもつトップセールスマンの交渉術、売り上げを急増させているサービス業の接客の極意、一度利用した顧客の顔を全て覚えているドアマンといった、華やかな世界を連想させる本書。確かに最初の章は、ロールスロイスという高級車を売るカリスマ・セールスマンの話だが、第2章以降は、そうした華やかな世界とはむしろ逆に、構造不況的な業種・職種にありながら、世の中の流れに抗って、職業人としての誇りをもって自分の仕事を貫く人々の話だ。自宅の風呂の普及で減少を続ける「銭湯」、電話やメールの普及で存在意義が大きく変化した「電報配達」、道路舗装率の上昇などにより街角から姿を消しつつある「靴磨き」など、地味で忘れられがちな職業を世の中の変化に惑わされず続けることこそが、「サービスの達人」であるという視点が大変面白い。そしてそれらの人々の考え方や生活にまで踏み込んだ記述は、彼らに対する敬意が十分に感じられて心が温まる。(「サービスの達人たち」野地秩嘉、新潮文庫)
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マリアム・ダボ カラ・ミロヴィ サイン 007

007第15作目「リビングデイライツ」に女性チェリスト、カラ・ミロヴィ役で出演したマリアム・ダボのサイン。端役のボンドガールではなく準主役の役柄である。この女優も、やはり不思議なことにその後ほとんど活躍していない。
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バージニア・ヘイ ルバビッチ サイン 007

007第15作目「リビングデイライツ」でルバビッチという役を演じたバージニア・ヘイのサイン。その他の作品では、映画「マッドマックス2」、TVの「スパイ大作戦」等に出演しているが、2000年以降はほとんど作品に出ていないようだ。
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オバマ演説集 CNN English Express

これを読書というのかどうか判らないが、とにかく話題の本なので、読んで、聞いてみた。彼の略歴が簡単に紹介された後に有名な2004年の民主党大会での演説が全文掲載されている。先月読んだオバマ氏関連の本に、2004年の彼の演説は歴史に残る名演説だったと書いてあった。そういう評判から、多くの人がそれがどんなものかを知りいと思って買っているのだろう。なぜそれまで全く無名で州議会議員選挙にも苦戦するような人物がその4年後に大統領まで登り詰めることができたのか、その最大の要因がこの演説なのだという。そういう先入観で聞くからそう聞こえるのかもしれないが、内容はもちろん、声の張り、判りやすい発音、全てが魅力的であることは確かだ。こうした演説で思い出すのが、ケネディの大統領就任演説とキング牧師の「アイハバドリーム」の演説だ。両方とも大昔マイクロソフトのエンカルタを買って聞いた記憶がある。それから古い話だが1970年の大阪万博の時、人気のソ連館でもらった「レーニンの演説テープ」なども懐かしい。文字で読むのと耳で聞くのとではやはり臨場感が違う。DVDで見聞きできたらさらに伝わってくるものが違うだろうなと思った。(「オバマ演説集」CNN English Express、朝日出版社)
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ブリット・エイクランド マリー・グッドナイト サイン 007

007第9作目「黄金銃を持つ男」でマリー・グッドナイト役を演じたブリット・エイクランドのサイン。、出演作は「紳士泥棒」「狙撃者」など結構多いが、俳優ピーター・セラーズの奥さんという方が有名なようである。出演作はいずれも軽い娯楽作品という感じで、名作とか大作という感じの作品はない。サインの方は見栄えのする形の良いサインである。
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世界のシワに夢をみろ 高野秀行

「探検家」の体験談が30編ほど収められた本書、どれも一般人には凄まじい体験ばかりで、しかもそれを笑って済ましてしまうところが凄い。どれもこれも人生最大のピンチのような事件がこれでもかとでてくる。読む前にある程度の過激さは覚悟していたが、常軌を逸した世界の連続に、自分がなんだかつまらない人生を歩んでいるようにさえ思える。ゴールデン・トライアングル滞在後に成田に帰還するときのドタバタや、日本に地雷を飛行機で持ち込む男の話など、冒険家にとって冒険はすでに空港から始まっているということが良くわかる。作者が負うリスクを代償にして得た経験を追体験できる珠玉の30話である。ただ、作者が前書きで「マイルドな経験からディープな体験の順に並べた」と書いているが、どうしてゴールデントライアングルでの体験が比較的前の方に収録されているのかが理解できない。そこからしてすでに私には理解不能である。(「世界のシワに夢をみろ」高野秀行、小学館文庫)
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ニック・ドハティー サイン ゴルフ

イングランドのゴルファー、ニック・ドハティーのウェア付きのサイン。この週末、石川遼選手の今年初めてのプレーということで、アジア代表と欧州代表が戦う「ロイヤル・トロフィー」の模様が日本でも報じられたが、その欧州代表の一員として参戦していたのがこのドハティー選手だ。あまり日本では知られていないが、欧州ツアーでは2勝をあげるなど、紹介される際に「伸び盛り」という形容詞が必ずつくイングランド期待の若手選手である。マスターなどの大舞台で石川選手と対決する日も近いのではないかと思わせる好選手である。
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山魔のごとく嗤うもの 三津田信三 

前作「首無しのごとく祟るもの」が面白かったこともあり、続編らしき本書を本屋で見かけた時、いずれ読もうと思って買っておいたのだが、いろいろなランキングで高順位を獲得しはじめたので、早速読むことにした。前作同様、非常に良く練られた内容で、しかもミステリーの論理的な謎解き部分とホラー小説の不可思議部分がちょうど良くミックスされていて、高い評価を受けているのが良くわかる。事件の内容は絵空事過ぎるような気もするが、土着信仰のようなものは都会人には判らないかもしれないと、何となく許してしまえそうな感じだ。また、本書では、ミステリーでたまに使われるトリックが何重にも使われているのだが、本来そのトリックを使う際は、慎重にいろいろな設定に工夫をして使うのが一般的である。それは、このトリックを使うとかなりリアリティが損なわれることをミステリー作家は知っているからだと思う。そのトリックをいくつも使うことで成り立つ話というのは、ある意味ルール違反のような気もするが、このトリックでこうした新しい面白い話ができあがるのであれば、それも良しとしたい。とにかく話に謎が多くて記憶できないほどなのだが、最後の方で探偵自らが「これまでの謎」を箇条書きにしてくれている。これは大変ありがたい。「山魔のごとく嗤うもの」三津田信三、原書房)
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キャロライン・マンロー ナオミ サイン 007

007第10作目「私を愛したスパイ」でナオミ役を演じたキャロライン・マンローのサイン。それ以前に、同じ007シリーズの「カジノ・ロワイヤル」にもノークレジットで出演していたらしい。出演作品は数少なく娯楽作品ばかり。女優というよりもモデルといった方がよいような感じだ。
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アンジェラ・スクーラー ルビー・バートレット サイン 007

007第6作目「女王陛下の007」のボンドガールとのことであるが、WEBで調べてみてもボンド・ガール一覧にも載っておらず、詳細は良く判らない。従って他の出演作なども不明である。サインは非常に素直で判りやすいサインである。
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弥勒の月 あさのあつこ

作者が時代小説を書いているということを知らなかったので、本屋さんでみつけて「どんな本だろう」と思って読んでみた。それほど多くの時代小説を読んでいるわけではないが、時代小説独特の雰囲気のようなものはこの本からも感じられた。そんな中で本書が際立っているのは、ストーリーにおけるミステリー性の強さと、登場人物の造形の面白さである。本書の主人公は、芯の通った正義感、合理性、冷徹さ、人間や社会に対する不信などを併せ持った非常に複雑な人物である。その複雑さのため、時にはびっくりするような不道徳な言動をする主人公は、ある意味でアンチ・ヒーローのような存在だ。以前このブログで「時代小説の持つ不自由さ」について書いたことがあるが、その不自由さに主人公自身が悩んでいるように思える。この作品だけでは主人公について全てが語られていないというのが正直な感想だ。そう思いながら読み終えたら、解説にすでに同じ主人公の続編があると書いてあった。作者としてもまだ主人公について書き足りなかったことがあったのだろうと納得した。なお本書の解説は、読後の満足感や余韻を倍加させてくれる非常に秀逸な解説だ。(「弥勒の月」あさのあつこ、光文社文庫)
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