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アロナ・タル サイン ジョー・ハーベル スーパー・ナチュラル

TVドラマ「スーパー・ナチュラル」でジョー・ハーベル役を演じたアロナ・タルのサイン。何と書いてあるのか良くわからないが、名前以外に面白い添え書きがある。他の彼女のサインをみても同じような添え書きがあり、これで通していることがわかる。アロナ・タルは全部で9文字と名前の綴りが短く、名前だけのサインでは見栄えがしない。添え書きはそれをカバーする役割を担っており、コレクターにはうれしい心配りである。「スーパーナチュラル」の他にも「ヴェロニカ・マーズ」のメグ役としても活躍した。デビュー直後の「CSI」「コールドケース」では端役だったが、年とともに重要な役回りを演じるようになっている。人気TVドラマには欠かせない存在になっているようで、若手の売り出し中といったところだろう。
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うそうそ 畠中恵 

人気の「しゃばけシリーズ」の第5作。だんだんマンネリになってきたのでは、と思っていたら、今度は長編小説ということで趣向を変えてきた。相変わらず、気楽に読める冒険活劇小説、娯楽小説であることに変わりないのだが、主人公が成長するにつれて、だんだん内面の葛藤のようなものが顔を出すようになってきてる。本書でも、主人公は、自分の境遇や運命に立ち向かう人々、立ち向かう運命が厳しくて周りが見えなくなってしまう人々の姿をじっと観察し、思い悩んでいる。そうした人生の負の部分を目の当たりにする主人公が描かれている。長編という形態をとっているのでそこまで描けたのだろうか。次の作品がこうした「負の部分」をどこまで前面に出してくるか、シリーズの行く末が楽しみだ。(「うそうそ」畠中恵、新潮文庫)
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