ブック・オフの100円の棚で「きけわだつみのこえ」岩波文庫があった。題名はいつも頭にあったが、一番読みたくない本であった。粗末に扱われていた気がした。何かに申し訳ないと思って買ってきた。約1年かかってやっと読み終えた。途中、何度もくじけたけど。
しかし、いつも枕元に置いていた。いずれ自分に死が近づく時に、きっとこの本に世話になるだろう。神のない国に生まれて、聖書のかわりにしたい。
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