もう、かつての大量生産・大量消費の時代には戻れない。日本人特有の器用で気配りのある“モノづくり”も、やはり器用でしかも欲深いアジアの隣国にノウ・ハウを盗まれてしまう。
近ごろは、新幹線からイチゴまで、日本人が創ったモノの希少性・有効性の保持ができなくなってきた。
やがて日本の豊かさは徐々に失われていくことになる。こうなると、みんなの価値観や意識を変えなければなるまい。
立派な家、おいしい食べ物、ブランドの衣服、高級外車、そういった一定方向の物的に豊かな生活から、「自分が一番良いと思うものやことにかかわるのが幸せな生き方」という価値観に切りかえること。
そして、まわりは、人々の多様な人生の生き方に対して寛容でやさしい社会に変わることかな。
湘南・鵠沼海岸にて