玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

新しい友に会えそう

2018-06-14 11:59:38 | 

年とると、友達付き合いが難しくなる。お互いの過去の比較ばかりで、前に進まないから。そして、暗黙の裡に相互の批判は避けるようになる。それが関係を壊さない秘訣だから。

本は、つきあいが広がる。最初は『国家の罠』の憂鬱な表情の佐藤優であった。ある日、『国家に隷従せず』という「隷従」という言葉に引っかかって、斎藤貴男を知った。すると、その中に辺見庸が出てきた。それで『1937』を買った。偶々『国家とメディア』を買うと、魚住昭と佐藤優は近いらしい。そして、辺見庸も出てくる。

国家に隷従せず

10年前までスリップするが、四人の友ができた。この友は自由に批判ができる友だ。忙しくて、10年前に見逃してきた、この國の陋劣な有様を見ることができるかもしれない。

国家とメディア―事件の真相に迫る (ちくま文庫)

コメント (1)
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