玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

1/4の支持

2018-11-07 23:00:42 | 政治

直近の国政選挙では、高々50数パーセントの投票率で、そのうち与党の得票数50%にとどかず、野党の総得票数の方がほんの微かだが多いのである。つまりは50%を超しているのだ。にもかかわらず、圧倒的な議席の差、衆議院では与党313と野党152、これを誰も不思議と思わない人達がいる、社会がある、メディアがある。そして国会がある。 

要するに今の政権は国民(有権者)の1/4しか支持がないのに、あの尊大な態度はどこから来るのだろうか。対して、野党勢は同じく1/4、微量だが与党より支持が高いにもかかわらず、あの卑屈な態度どうしたことなのだろうか。むろん死票の多い選挙制度の欠陥だが、どうも変なことになっている。

(直近選挙の投票率:平成29年10月に行われた第48回衆議院議員総選挙では、53.68%、平成28年7月に行われた第24回参議院議員通常選挙では54.70%)

人間社会がものごとを進めていくのに、YES・NOの二つの選択の中で物事が判断されるのが、ものが進む一つの定理や準則ではないだろうか。その現実的な択一方法がこの国の政治において崩れたのは、今思い出すと、1994・6・30、自民党・社会党・新党さきがけが連合してできた村山内閣ではないか。村山富市が淡々と安保条約を呑みこんで、眉毛妖怪の宰相になった。見苦しい、あってはならない奇怪な政治劇であった。なによりも国民を愚弄していた。

あの時の社会党議員たちはこの国にかろうじてあった政党対立軸を古雑巾のように投げ捨てた。あれ以来、日本の政党は、全部“保守”という党になってしまったのだ。共産党も変わらないという点で保守である。結果は、ただ保守という価値基準、価値観が不明なものになってしまった。何を守るのか、なにをどうするのか・・・??誰もわからない。そんな程度のものになってしまった。

それでも、「日米地位協定の改定」「高速道路の無料化」「高等教育の無償化」等、できるあてのない素人のような公約を並べて、民主党が政権を取った時は70%に近い投票率になったが、それが全く実現性のない、つまりは真っ赤な偽物だと分ってから、国民が政治にそっぽを向く状態がずっと続いている。

国民がボーとして、よく見ていないときに、公明党の力を借りて僅か1/4の支持しか持たない自民党がこのまま強引にこの国を率いて行ってよいものだろうか?何かとんでもない方向に連れられて、そこには予期できない大きな落とし穴が待っているような気がしてならないのだが、・・・。

コメント
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