森友問題や公文書改竄の消化不良や対応忌避で、すっかり正義を封じられた特捜は、今度ばかりは現政権のお許しが出たのか、やっとその存在を顕示できるようになりました。
いかなる超大企業のエグゼクティブでも、国家権力の警察権を操作することは困難であります。片や政治家は、国家権力を掌握して、事実を隠蔽することがお手のものです。そういうところに政治家と経済人の分岐点があるのかもしれません。
明治維新以来ずっと欧米列強に虐げられてきたこの國が後先考えずに爆発してあの悲惨な戦争に突入しました。そして敗戦後は、欧米諸国から「あいまいな国」だと云われ続けて、経済の繁栄を第一義に進んできた。
この国は自国や自己の利益を声高に発しないおとなしい国で、案外解りやすいし、決してあいまいではないと思うのだが。
ただ近代の西洋国家の尺度で測れば、納得がいかないことが随分と多いだろう。でも西欧がすべて正しい訳ではないだろうと思う。
そんな経済優先のこの国が、西欧資本に対して経済力ではなく、国家警察力で立ち向かうとは、どういうことなのだろうか。
この意外な戦い方は、よもや、従来と違った戦い方をめざしているのでしょうか?今更、戦前への回帰でもないでしょうが、…。