玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

責任逃れの政権

2019-03-17 09:44:14 | 時事

最近、いやなニュースが多い。児童虐待や食料業界のバイト・テロとか

児童虐待は児童相談所に権限を持たせても、警察官のように果断には動けないだろう。

社会で鬱屈した親が家庭で王様になったり、本来子供を持てない収入が事件の要因とか、親の就業構造や労働賃金に問題があるのではないだろうか。

どこのメディアも、社会的な問題分析が為されていない。

かつては、事件が起きれば何でも社会が悪いという風潮があった。当時は、それを行き過ぎだと思ったが。

2015年の後藤健二さんのイスラム国人質事件以来、潮目が変わった。

あの時に、とんでもない冷酷な人間が首相になったと思った。文書改竄の自殺者など一かけらの情も現政権にはないだろう。

政治権力は暴力になる。安倍はそれを平然と肯定している。単なる血筋への誇りがそうさせているのだろう。

政府が先頭に立って、個人責任へのすり替えを行った結果、企業や組織も法や弁護士を駆使して責任から逃避するようになった。

そして、頼みのマスコミは社会の深刻な問題に目を背け、芸能スキャンダルでニュース時間や紙面を埋めてしまう。

おかしな世の中にしたものだ。これを造った原因は自民党にある、一度政権の甘さを知った野党の一部議員にも、ある。

コメント
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